2003/06 Diving Log

次回で本数 30本となる 03/07/03 (木)

それなのにそれなのに…陸に上がり昼食を摂り、午後二本目のダイブに出陣するワタシ。

二本目は仙崎湾内。海はベタ凪。ワシ、元気で潜る!とココロの握りコブシなのさ。
昼食後、そっと船酔いに効く酔い止めをくれたHさん、有難うでやんす。ワタクシも、皆の前で
体内物撒き餌はしたくありませーん。頑張るっす。
そうして今度は笑いつつ、海に沈んで行ったのでありました。

青い海に沈む感覚、海月の様に丸く浮きあがる仲間のエアーを見送る景色、浮遊感に包まれ喜ぶカラダ…

こうして非日常で遊び、ボートで戻る時、ボートの二階(?)に登ってみました。
梯子を登りボートの二階にある座席で、ボートの走った白波が海に伸びて行くのを海風にあたりながら見ていると、自分自身がこういう事々一切を本当に体験しているって事そのものが、一番不思議な気がするのです。

ワタクシが出遭う物事と皆様、なんだかとってもありがとうございました。
と、しみじみ思ったのです。
なんだかんだと言いながら、次回萩沖の某島へワタクシも行く
かもしれませんで〜(あくまでココロ内の予定)。
手がかかるヤツですが、どうぞヨロシクー。

 

 青に沈む 03/07/01 (火)

自分の周り全てが深く深く青くて、さっきまで船でプチ死骸状態だった事なぞ一瞬でどこかへ…
いや、奥さん、本当なんざんす。深い青、深い空に沈んで行くようでね、ダイビングやってなかったらこれは一生知らない世界だわと無言で感激したのであります。

海底に着底し、仲間を待ちながら見る海には魚が乱舞。
むちゃくちゃ凄いやんか。うわーーー広々やんか。海じゃーーーーー当たり前だけど母なる海じゃぁあああ!!
この年になって、こんなに感動しスキップすら踏みたくなるなんて、アタシ幸せ。
そうよ、この海で初めてソフトコーラルって珊瑚の仲間を観たのであります。
珊瑚って、もっと暖かい海にしか無いよって思っていたんですがね、ここにはコレもコレもコレもそうよ〜状態でわんさかソフトコーラルが広がっている。
これ、ツクリモノ違うんよね?素晴らしいわ!嬉しくて興奮してマスクがずれそうだけど、もういいの。
興奮してマスクに海水が入っても、アタシ鼻息で追い出すわ。

おばちゃん、生きててよかった@感涙

いや、ホントざんす。嘘やありません。
青に落ちる感覚の素晴らしさ、そして静かに広がる海の中の世界。
まだまだココにいたいよぉ〜と思いつつEX。胸打つ感動と伴にEX。

そうしてボートの梯子に手をかけた瞬間、いきなり吐き気。
フィンが脱げない、ウエイトが苦しい…海の上はやはり眩暈の世界でボートと伴にぐるぐると回る景色。
這うように船に上がり、仲間が船に上がるのを待った後も、どんどん気分は↓↓↓…
どうしようもなくワタクシは船から身を乗り出し、とうとう海に嘔吐したのでありました@続く…

 

深い空に落ちてゆく キブン 03/06/30 (月)

ボートダイビング デビューは晴天の下、ダイバー合計9名で出発なり。
腰抜けのアタシは船長に「船、とばさないでね…とばさなでね…∞」と繰り返し、船長さんはその度に振り向き満点の笑顔でうなずくのでありました。
そう、皆はデッキ等で風に吹かれ海を楽しんでるのに、ワタクシは船室で運転する船長の背後霊の如くひっつき、ちょっとでも船が揺れると、「とばさないでねーーーーー!!」と騒いでおったのです。
だって、コワイやんか。

そうこうしてるうち、船は(おそらく普段より時間をかけて)ポイントに着いたのでありますが、ポイント着いても直ぐに海に入れるってのじゃぁなくてよぉ〜、ワシ全身スーツ&インナーでよぉ〜、汗も出口がなくてよぉ〜、船は波に遊ばれるが如く揺れまくりでよぉ〜、世界全てが巨大な眩暈と化したわぁよぉ〜〜。

すでに心身伴ボロ雑巾状態になり、船室内でプチ死骸状態になった頃、ヘッポコからエントリーって事で、一番に名前呼ばれたワタクシはいざ海へ。
ボロボロ状態だったワタクシが、初めてボートで沖に出て、そこで見た海は…

!!!あ、青い!!!

そこは見たこともない青い世界でありまして、深い空に落ちて行くようでありました。
当たり前だけど、ワタクシには見た事ない知らない世界が沢山でそれが不思議で素敵でとても嬉しい。
全身無言でヨロコビながら、青に沈んで行ったのでありました@続く…

 

ボートダイビング デビュー 03/06/28 (土)

萩に暮らしていた頃、勤務先の医院の先生が釣り好きでしてね、船もってたんです。
だから、医院のレクリエーション等は船上から花火を観たり、無人島でキャンプをしたりね、深夜イカ釣りまであって、普段優しい先生だったのにやってる事は野性的だったんですよ。
漁船というモノは、そっち系統に無関係に生きてる人間にとっては、恐らく一生乗らない乗り物なので、ワタクシはその医院に勤務した時、ギョセンギョセン♪と、興味深々。

そりゃーもう、初めてのイベントの時なんて、らんらん嬉しくって遊園地足漕ぎボートにでも乗る気軽さで乗ったんですわ。

それまで船のイメージは<フェリー>として生きてきたワタクシ、乗って5分後自分の大きな過ちを悟ったのであります。
運河を出ると、従業員を乗せた漁船はいきなりやる気満々になり、空を見上げ35°に立ち上がり、波を点と点で結ぶが如く跳ねくり海の上を走り始めたではありませんか。
小さい船程 態度はデカイ。
恐ろしすぎる状況にアタシは腰が抜け、丁度隣にいた職員の旦那にしがみ付いたのであります。

ええ、そりゃもう、掴まれるモノなら電信柱でも土管でも何でもエエ状態だったんですわ。
今でもワタクシははっきりと言う!あの時は命の危険すら感じだのだ(個人的には)。

が、ワタシは学習能力が足りないらしい。

もう逢えないけれど〜忘れないわぁ〜<いいちこCM>。二度とお世話にはならないと心に決めた筈の漁船なのに、恐怖の思い出と伴に明日又乗ります。何故ってそれは、ボートダイビングを行う為に。
乗っただけで腰抜かしたワタクシがよぉ〜、ボートに乗り、更にボートから海に飛びこむ勇気、果たしてあるんですかね〜?
笑っちゃいますよね。
あーー@冷や汗。
でも
<とりあえず一度やってみる>事にしました。
明日の今頃、ワタクシはどうなっているでしょう〜お楽しみにぃ〜〜。

兎に角 脱着 03/06/25 (水)

午後から出勤。さて、その前にダイビングショップへGO〜。
潜り仲間が講習を受けるってんで、差入れという名目で
邪魔をしに行く。
ワタクシはとりあえず潜る為に、初歩段階のカードを取得したのですが、潜り仲間はワンランク↑になるべく せっせ頑張っておるワケです。
アタシには向上が心無いのもあるけど、実はマスク脱着がイヤンなのね。わはは;;;
マスク脱着って海でマスク外すんですわ。で、はめるのん。

ぎょえーですわ。アタシ、そんな事したら鼻から海水吸いたいだけ吸ってイチコロさ。
試しにお風呂でやってみたけど、自宅の浴槽で昇天しそうになったし。

講習ではBC(浮力調節したりとかするベストみたいなやつ)脱着もあるとの事で、ほぉ…なのでや〜んす。
海の中でマスク外すし、BCまで脱ぐんか。
おそろしいのぅ
この所、奇妙な夢ばかりみてますからね、前、講習内容の話しを聞いた夜、
海中でウエット脱着する夢見ました
夢の中で真面目にウエットスーツ脱着しとるんです。それも何故かワシが。
夢ですからね、超真剣だったんですが、実際に海底でウエットスーツ脱着するのは物凄くオカシイと思います。へぃ。

 

ひかりの模様 03/06/08 (日)

キャラメルウミウシなのさ

倉庫に入れてるウエットスーツの匂いが、ドアを開ける度に 海に連れていけ、連れていけと言うんです。
でも、給料出るまでダイビングはオアズケ。
今日なぞ、あんまり天気がいいのでね、海面で遊ぶだけでも行こうかなと 頭に浮かんだんですけどね、アタシ主婦やし、家にいたら終わり無い雑多で海に行く所じゃなくなるんです。
宿命ですね。

これから海は人で溢れる季節。
暫く、給料が出てても、平日にお休みがとれないのでね、潜っても日曜日になるのが残念。
アタシね、いつか潜る時、EXの前に海面をしばし じーーーっと眺めていたいんですよ。
ショップを通して潜ってるから、お客さんの多い日曜日には無理かな。
海の中から光模様を見るのは素敵でございます。
その、ひかりの絵が描けたらいいなと思ってるのでございますケドモ。

 

おそうじ潜水 03/06/01 (日)

さて、本日 腰抜けダイバーのワタクシは、ベテランさん達に混じり海の清掃潜水をやって来ました。
岩にこれでもかと膝を打ち付け痛いケド、アタクシも岩場に埋もれる空き缶等拾いまして網に入ていったのであります。ただ;;今だ新しいマスクに馴染めず、目で見える程 ちゃぽちゃぽと笑いながら海水がマスクに入ってくるのがコワイ。
海水、ちょっとは遠慮してよね!と思ってクリアしても入る海水。ゴミ所じゃああない 我が身が大変。
インストさんがそんなアタシを見つけてやって来て、マスク下げてっていうじゃあないっすか。アタシ、マスクずりあがっていたんですねぇ。ブタ鼻潜水してたんですねぇ。
そうか、そうなのか。マスクのつけ方が悪いんか。ほー。
一つ勉強になったわ。年とるとさ、なんでも体得するのに時間かかるわ。全くやれやれ。

てな事で、役立たずの初心者ダイバーは 少しばかりのゴミを下げてEX。

午後、バーベQで満腹になったカラダでファンダイブなり。台風後の海はうねっていたけども、ワタクシ的にはと〜っても優雅なダイビングTime。こうして、6月の幕開けも海って事で非常に幸せであります。
本日はショップの方々、そして皆様大変お疲れ様でした。んで、楽しい時間をありがとうございました。