2003/07　Diving Log

降り踊る　サカナ　03/07/22 (火)

前回、エントリー時　深い空に沈んで行くような感覚を味わったモノで、今回も潜行を非常に楽しみにしとりました。
ビーチで海面移動して潜行するのとは、全く違う　あの青にまた沈める。
んが、今回思えば雨続き、透明度最高との噂の相島も、たっぷり濁っておりました。
微混濁した青に沈むとですね、上下左右の感覚が一瞬ワカラナイ。

あ？って感じ。これも又良し。面白いわ海。

そうしてワタクシ達は、探すまでも無く次々と魚が群れ舞う景色を泳ぎ、前進して行ったのであります。
当たり前だけど　魚は群れている。当たり前だけど　魚の踊る帯が広がっている。
海は青くて、そして広くて広くて、ワタクシは海で飛んでいる。こんな時間が自分の時間として持てるなんて幸せ。
いやね、全くワタクシは毎回握りこぶしで感動してるんですよ、その全てに。

安全停止後、名残り惜しいココロでＥＸ。
海面を見上げると、そこには叩きつける雨。海中から見上げる雨の模様。
普段、上から見下ろす雨の輪が、ワタクシの頭の上で一面円を描いている。つくづく面白いものです。その海面に稲光まで光るし。

　二本目も、海は紙吹雪魚バージョン。群れの上に更に別の群れが折り重なり、あぁと思うと又、別の魚の帯が広がる。魚が降ってるよって感じ。

我々は、岩場に並び魚乱舞に見惚れたのであります。 ただ、ダイビング中　ずっとアンカーが岩を叩く音が鳴り続けていて、漁船が波で相当揺れているんじゃぁないかなぁ…とリアルに感じていたのですが……ＥＸすると、やはり、海面の想像は現実のモノとなり、ぬおーーっと思う程船は揺れてるんですねぇ。 地球は丸いかもしれないが、ワタシの今の世界は安定知らぬ歪んだ世界。ＥＸ後の船は眩暈を乗せている。 こうしてですね、雨、曇、時に雷雨の空の下、とうとう相島デビューを果たしました。さらば相島。又来るけんね。 ご一緒した皆様、楽しい一日をありがとうございました。又、一緒に潜りましょう。

　お風呂場で　バックロールエントリーは できません　03/07/21 (月)

島へはね、さんじゅっぷんで着くのよ、さんじゅっぷん。
曇空の中、漁船はススム。バカみたいに乗り物全般苦手なワタシ、でもね　この頃思います。コワイという感覚から脱すれば、アタクシはとても楽しい時間を手にする事が出来るのだと。オラ、頑張る！

青海島を見送り、他所の船達を見送り、おもちゃみたいに浮かぶカモメにも、あぁさようならと呟く＠ココロの中で。

さて、相島着。怖がっていてもいなくても、ちゃんと言われた通り船はさんじゅっぷんで島に着く。
わっせわっせと仕度して、いざ出陣。
雨が降って来たけども、自分が頑張って相島まで来た！という事そのもので密かにテンション↑なワタシ。偉いじゃん、漁船に乗って島まで来れたやん、スゴイやん。
でも、偉くは無かった。難関はまだあった。
前回ボートダイビングした時、海にですね、飛びこむのがあまりに怖くてですね、他の皆様は見事に飛び込んだのですが、アタシだけお風呂に入る如くしずしずと片足ずつ海に入ったんですよ。まぁ、なんともオンナらしいですねぇ。ダイバーとは思えませんねぇ。笑われましたねぇ…。
今回は普通の漁船だから、ダイビング仕様になってないし、船の端に後向きに座って、マット運動後回り風にくるんと海に入らなくちゃぁいかん。
船の端ってたって、海面は結構下にあるし、こんなんプチ・バンジージャンプやんか。下はホンモノの海やんか。
男海、日本海やんか；；；；；；；；

こんな事、できーーーーーーーーーーーん！＠真っ青

と、叫びつつ、マット運動後回り海バージョンできちんと海面に落下。

海って青いねー。海の泡って綺麗やねー。あーアタシ何してるんやろーねー…どうだってエエわー…
上がキラキラしてるわー。おとぅさーんおかぁさーん、海面って明るいねー　と、思った所で頭が浮き、せっせと泳いで潜行ロープに掴まったのであります。
今回、ワタシの最大のドキドキは、さんじゅっぷんも漁船に乗るて事と、バックロールエントリー（後向き海落下）だったんでね、潜行する時には潜っても無いのに、既に半分ワタクシ本日の課題は終了したぞって…そんなキモチでもありました＠続く…

夏へ　ＧＯ　03/07/20 (日)