2003/10 Diving Log

柏島ダイビングビデオ ありがとうございました@家宝にします 03/10/23 (木)

先日の、柏島ダイビングツアーでのビデオを頂きにショップに行きました。
一本目の潜行から始まるビデオを見ると、四国の海に潜った時の嬉しさが蘇りますわ。え!っと思う程の透明度の良さ。
そうよ、あの時 嬉しくて嬉しくて、兎に角行くけんね、アタシ行くけんね!と海底を引き寄せる様に潜行ロープを掴んで行ったのですわ。あー思い出す、思い出す。

掃除機の付属品の様な姿のヘラヤガヤ、イソギンチャクにすりすりするクマノミ、赤青蛍光色光りを放つボール大ガンガゼ、そして何より我等ダイバー一同が嬉しそうに映っているのであります。
これは永久保存版ですね。家宝ですね。金庫に入れておかなくちゃーですね。金庫無いけど。

で、子供等と一緒にビデオ観てたんですが、ダ「「イバーの視線ってのを今更ながら感じたりして。
ダイバー的に価値あるびみょーーーーな魚達やエビが、じーーーーーーーーーーーーーーーーっつと撮影されているシーンで、我が子らも、じーーーーーーーーーーーーーーっつと目を凝らしイキモノを探している。

「どこに写ってる?どこが顔?」…心霊写真じゃありませんぞ。
「これはねぇーなんとかかんとかって魚でねー、ここにいるの!」
「……。」

それにしても、もう駄目です。アタシは簡単に頭をやられて帰りました。
船も苦手です。揺れるカジメも苦手です。タンクを背負うと胃が押されて吐きそうになります。海から船に上がると本当に吐きます。でも今度、ワタシは海にいつ行けるかと思うと胸がわくわくします。
潜らなくても汐に浸かるだけでもいいよ、海に行きたいよと思います。
アタシもうすぐ39歳。海、ホの字(*ノωノ)

波立つ最終日の早朝ダイブの潜行時、ボートの船底で頭を打ったのがいけなかったのでしょうかねぇ、神様。

 

こんどは いつ行「けるかな 03/10/19 (日)

思えばもう、一週間が経とうとしてます。

柏島の印象は深くて、ワタクシに沁みこむ海でした。
あれもこれも思いがあって、書「こうと思えばいくらでもネタ尽きません。
今回の旅行はお世話になっているダイビングショップのツアーだったのですが、四国で久しぶりに逢う事の出来た知人がおります。
それにしても、以前はお互い海遊びなんてやってなかったのに、大阪にいる貴方と四国で逢うなんて驚きですね。
お互いこの年代になって、何を求めて海にいるんでしょうね@笑。
いえ、決して茶化してるのではありません。
相変わらず好い笑顔に逢えて本当に嬉しかったです。お元気そうでなによりです。

四国松山を出て 山口県柳井へ向うフェリー 白波がなんだか切ないぞー

宿毛でご一緒させて頂いたDFのTさん。初対面なのに楽しいお話しをありがとうございました。
海を楽しんでいる方の笑顔は本当に気持が好いものです。ウドンもカツオも四万十川のエビも、とっても美味しかったです。海○○やの皆さんに宜しくです。

高知は本当に素敵でした。
きっと必ず又行きます。今度はね、お土産抱えて参ります。また遊んでくださいね。

それにしても雨風強い中、遠い山道の送り迎え 本当にありがとうございました。
今度は波の上だけでなく、潜りたいって言いましたよね。いつか一緒に潜れたらいいなーーーと思います。
そして波乗りもおしえてください。
貴方が柏島の橋の上から飛びこむ時、ワタシも柏島の海にいたいものです。

 

ウニの惑星 03/10/18 (土)

展望台から柏島の海を見下ろす

ガンガゼって知ってますか?まー、ウニです。ウニ。
瓶詰めのウニの箱に描いてあるウニよりも、もっとトゲトゲが邪魔な程長く、ゆるせない事に人を刺すんですわ。
アタクシの潜る青海島もガンガゼはゴロゴロしてますし、冬に潜る仙崎湾内の紫津浦なんて岩壁斜面には、岩 ガンガゼ 岩 ガンガゼ 岩 ガンガゼ…そら もーびっしり。

それがね、柏島 竜の浜にはボールか?と思う程のガンガゼがわっせわっせと歩いているんですよ。
昼間にですよ。
ウニ(恐らくムラサキウニ)を昔 萩にいた頃、海から拉致して飼っていた事があるんですけどね、ウニは夜中にトゲトゲの間から、エノキ茸みたいな長いものをにょろにょろと出して水槽の中を歩くんですよ。

11日 夜、お世話になったダイビングショップにて 仲間とロギングをする 栗焼酎ダバダを頂く

だけども柏島のガンガゼは真っ昼間に堂々と歩いている。
それも、ごろごろごろごろ歩いているし、しかも速い速い。そして、それだけでは無いのです。
柏島ウオーキングガンガゼ達は、赤や青の蛍光色の柄を背中につけて歩くのです。
一体なんなのでしょうか これは。

海底の広い砂地は青い月面みたいでね、いえ、月に行った事は無いのですが、素直にそう思える青い青い海の砂漠なのね。
そこにいるダイバーは、やっぱり姿が宇宙的で、更にわしわしと赤青の柄を背中に光らせ歩いて行くガンガゼ達がいる。

ここは一体 どこざんしょ。

綺麗で不思議な青い月面。
どうしたらこの景色をワタクシの中にずっと留めておけるかなーー、この景色を永遠に忘れたくないわ忘れたくないわと無言で呟きつつ、泳いでいたのでありました…まだ続く?笑…

 

葛飾北斎ーーー 03/10/17 (金)

私達の使った タンクが並ぶ 船着場

今回ココロの芯がやられてしまってね、ぼんやりと柏島の海の事ばっか考えていたりしてアタシ、オカシイ。

あんなに大嫌いな小型船が、最終日風向きが変わった為かなんなのか、揺れまくりの波まかせ。普通に乗る船が揺れるのと、訳 違いますわ。ボートが木の葉ですよ。
こんなオソロシイ遊びをやってていいのでしょうかね。
座席なんて勿論無いボートの上は安全ベルトの無いジェットコースター。

ちょっとエエんかね。波の先 白いですしー。
海 えぐれてますしー

潜る前の準備は 力仕事 器材もタンクも無茶苦茶重たい

いや、そこの貴方、嘘じゃあありません。この日記読まれてる方、全員プレゼントでボートに乗せてあげたいくらいです。
遊園地アトラクションなんか、カッパでも乗れるわ!と思いますわよ…
そして悟りましたよ。船で酔ったら吐けばいい。おばちゃん泣かない。

だからねTさん、これからも 腕にしがみ付かせてくださいね。お願いします。

 

 魚の群れ ダイバーの群れ 03/10/16 (木)

空はたまに晴れ 殆ど曇天 そして雨…

水族館より水族館な海の底。こんなカラフルな魚をこんなに自由に見放題。あれもこれも あぁ写真で見た事あるじゃない。これってホンモノなのね。そーなのね。エエんですか?タダですか?なんぼ見てもエエんですか?いや、全くそう手を挙げて質問しそうよ。しないけど。

ワタシの潜る日本海は食卓用の魚が泳ぐ海。美味しそうな海ですが、ここ柏島には鑑賞用タイプの魚がわんわん泳いでいる。

曇天の海でも海底は まるで晴天。おもちゃの兵隊みたいに写真でしか見た事ない魚が次々現れるし、景色も透視度が高いお陰で非日常の海の国が遠く遠く抜けて見える。これって晴れたらもっと抜けるのかな。

柏島の朝 南国の朝の風は とても暖かだった

遠くを見渡すと、ぼんやりと青霞みがかかる海の景色。
他のグループの青い影姿を見ていると、なんだかね 宇宙的で不思議で綺麗で面白い。
思えばダイバーの格好なんて、宇宙服みたいやけんね。そんで その格好で海で泡ぼこぼこ吐いているんですけんね。
非日常の海の中で、もっと非日常な姿で集まる潜り屋たち。海も素敵だけど、こうしてせっせとやって来て、海に何かを求めて沈む潜り屋も、とっても素敵だわよと思いませんか。
ワタクシはね、この仲間の一匹になれたコト、とってもとっても嬉しのです。

ボートダイビングをしていると、潜行や浮上の時 空を飛んでいる様な気持になります。
高い空を何にも掴まらず浮かんでいる、普通では味わえない浮遊感です。
気がつくとワタシはエアーの残圧が少なく、皆より先にインストラクターさんに連れられて浮上して行きました。
どんどんと、ワタクシのカラダは空を飛んで行き。飛びながら見下ろすと、えらくデカイ岩が転がる上に、ダイバー達の姿が小さく見える。

なんだか何もかも、遠くの何処かの景色の様で、水面の世界に顔を出すのが悔やまれるのでありました…しつこく続くょ。

 

みずいろの うみ 03/10/14 (火)

柳井港から四国松山を目指す 細切れの睡眠もむしろ楽しい

深夜のフェリーに乗りこむだけで、すっかりココロが子供化したワタクシ。ココロは子供でもカラダは大人なのできちんと酒は呑んでいる。
旅行カバンにチューハイ忍び込ばせていたのよね。
補足するならば 見た目はオバサンでやる事はオヤジ。人生バンザイ。

バンザイのワタクシの目の前に現れた南国土佐 柏島。

物凄いのです。
港の岸壁に、既に珊瑚がへばり付いているではありませんか。日本海ダイバーとしてはですね、思うのですよ。珊瑚に注意したいくらい思うのですよ。
珊瑚 君は、こんなに簡単にその姿をみせてしまっていいのかね。
珊瑚というものは、深い海の底に、もっともっと大事に貴重そうに座ってて、身近に熱帯魚なんかをビラビラと踊らせていなくてはならぬモノなのではないのですかね。
船着場にカキ殻やフジツボの様にへばり付いて 
こんなに簡単にそのカラダを見せてしまってもいいのですかねーっ!

あぁ あまりに豊かな柏島。船着場で珊瑚が笑う島。

到着後、我々はそそくさと仕度をし早速ダイビング。
波浪警報なぞ何処吹く風と進む船。
この時、東からの風でポイントは風を受けなくてベタベタ凪。

準備をする ダイバー達

四国の天気は 曇り 雨 たまに晴れ

いざ ポイントへ!

そして、エントリー。海に入り下を見下ろすと抜ける青。
それは日本海の青では無く、水色の青。コバルトブルーのその青でした。日本海ダイバーの知る海は濃紺です。エントリーの時、底は見えない事が多い(私のダイビングの時はそう)深い深い青い海で、それは深い宙に落ちて行く様な青です。
所が、柏島を抱く海は、人生シアワセなのよ♪風の光りを含む明るい青。
そう、透明度がとても好いので海底をエントリーの時すっかり見下ろせるのであります。これって、とっても安心感あります。
濃紺の中に沈む神秘さも捨てがたいのですが、目の前の開放感にワタクシはすっかりココロ許し、陽気な青に潜沈んで行ったのでありました…もっと続くょ。

 

四国 バンザイ 03/10/13 (月)

見よ!これが柏島じゃっ!

柏島バンザイ!四国はエライのだ。悟ったのだ そうなのだ。

10日金曜日の夜中に山口出発。フェリーに乗って四国入り。
アタシのよーにですね、凡々としたおとなしい主婦はですね、もーそれだけでドキドキですわよ、奥さん。夜逃げみたいじゃないですか。

そうやって船に乗り四国到達。
更に夜中の内に南国土佐まで南下。いやんアタシ嬉しくて誰か止めて。でも止めないで。
夜が明け、細切れの睡眠をとりつつ、気持はヨロコビの世界に踊り出すのでありました。
そして!とうとうワタクシの目の前に柏島の姿が!

なんと!港の岸壁に 既に珊瑚がへばりついているではないかっ!!

あぁ柏島!そこは思った以上に素晴らしき島でありまして、ワタクシは幸福の三日を過ごすのでありました…続くのじゃっ!

 

ショップ主催 柏島ダイビングツアーへ 03/10/09 (木)

修学旅行に行くみたいに、バックに着替えやお菓子を詰めてます。
いや、学生時代の修学旅行よりもドキドキしておりますよ。
なんたって、このどんくさいアタシがダイビング旅行するんですからねぇ。
今週に入り、頭に浮かべるコトは四国の海ばかり。これってさ、ダイビングやろうと思ってショップに体験ダイビングを申し込んだ時のドキドキと、全く同じものですね。

明日の夜中仲間と山口を発ち四国入り。
初めての四国ダイブに胸高まりますが、こうして旅行に出るという事そのものだけで、胸の芯がぎゅっとなります。
そりゃ、もう 子供状態。
今年39歳になるんですわ、アタシ。こんなランタッタ39歳ですわ、アタシ。

ホント嬉しいねぇ。幸せだよ、こりゃこりゃ。

嬉しいけどさ、あのー 国 波浪注意報出てるんですけどエエんかね?

海、荒れてるんと違いますかー?!