2005/06 Diving Log

そして また 海へ 05/06/08 (水)

おほほのほ。

電気屋さんにデジカメXDピクチャーカードを買いに行きましたの♪またこうしてヘソクリが消えたわ。
でも、ほほほ…今度のは512MBざんす。

クリーンナップで十分写真が撮れなかったとか、ハナイカの動画がぶれまくりだったとかもあるんだけど、一本だけのファンダイブって、蛇の生殺しダイビングは余計に辛い。
で、その悶々の中 どうやらアオリイカの産卵が始まったとか!

ぎゃぁ!もうダメ…イカの産卵 みたーい!みたーい!!

ごめんなさい我が家族。おかぁさんは明日 海の底におります。
あぁ嬉しい。いや こんなおかぁさんで ごめんなさい。
512MB搭載し、明日は写真や動画を撮ってきまっす。

さて、クリーンナップBBQのハナシ。
ゴミ拾い潜水の後、後発隊が潜っているうちに 我々先発隊はBBQの準備にGO〜GO〜…って、勢いは海から吹き付ける風の如くいいのだけど、一向に炭に着火できん。

タツノオトシゴのお父さんの お腹は子供で膨らんでいる

新聞紙や集めた枝ばっかりが、ワタシ等先に燃えるけんね!と、勝手に燃えて消えてゆく。こらー お前等の仕事は炭の世話じゃあ!とばんばん着火しても炭は石ころみたいにただ転がって、アタシの顔を見上げている。
意地になり、原人の如く”火を点ける”にカラダの方が燃え盛る。顔は炭だらけになる。兎に角火さえ点けばいいのだ状態になる…

そうよ、BBQって慣れないと難しいのよねぇ。
思い出すわ遠いあの日のことを。
昔々、我が家の子供がまだ小学生の頃、山口県秋吉家族旅行村ってのに行ったのよ。それはそれは辺り一体”楽しいよ♪”風の家族ばっか。お昼になると一斉にその家族等はBBQを始め、きゃぁきゃぁと賑やかな声があちこちであがった。

が、うちの家だけいつまでも炭に火が点かずぶすぶすと、ただ新聞紙だけが燃えては消えていた。盛り上がる周りの家族の中で、我が家のテンションは地の底だった。
家族4人、他所様の焼けた肉の匂いに包まれながら、燃えては消える火を見つめていた。
マッチ売りの少女 四人衆みたいだった。

いや 兎に角こうして今回は、潮風と戦いながら我々先発隊ダイバー 見事にBBQの準備を果たしたのだよ。
誉めてください。そして 火を点けたいばっかりに、松の枯れ枝をバキバキ頂いた事もお許し下さい。
ともあれ、こんな楽しいBBQは久しぶり。
海辺で笑いながら海仲間とBBQ。
この場所にワタシがいる事が出来、良い時間を過ごせたこと、みなさん ありがとう。
これからもヨロシク 末永くヨロシク!

てな事で、明日は改めてファンダイブにGO〜GO〜!

 

韓国から漂流した ゴミもR 05/06/07 (火)

恒例になっている、sea again青海島クリーンナップ、午前はガンガゼだらけ 熟練ダイバー今時分透明度希望ナシ紫津浦チームと、北風なんのその負けるもんか頑張るぞ船越チームに分かれ、更にその船越チームは二手に分割。 ワタシは船越先発隊。目立つのは空き缶 そして釣り道具。

海に落ちたものは消えて無くなったりしない。そんな都合のいい事なんてありはしない。
パンツもビンも缶も、ルアーも魚網も、なんかわからん沢山のものも、海の動きで磨耗しても、苔がつく程度でちゃんとそこにある。

うーむ なんて意味深いのだ。
海に都合のいい作り話しを丸めて投げようとしても、海は全く迷惑なのだ。
空き缶もビンもタイヤも自転車も、結婚指輪も人間のそのカラダも、決して投げ入れてはならんのだ。
波を割ったその底で、御伽噺にそれらはならない。

それでも、恐らく思いがけず海の底に沈んだ静かな結果を、Tさんが嬉々と握り締めてやってきた。
何度も書くですが、マジですか?な鳥の頭蓋骨。ワタシも実はそれを見たのだが、拾うのはキショイと思って見て見ぬフリしとったのだ。
その後もTさんは どんどんゴミを拾い集め、ワタシの持つ網袋はいっぱいになった。

うーむ、もう 入らないぞ。
と、思っていたら、今度はTさん どでかいプラスチックのコンテナを握り締めて泳いでいた。

砂地にはホウボウが沢山 蝶の様に美しい そのヒレの意味はなに?

ダイバーの鑑だッ…

海の中で何かしらの作業をすること、それは楽しそうだけど 実際やってみると難しい。
ゴミを見るだけなら見ることは出来る。
だけど、一つ一つ拾い集めるってのは、オノレのカラダを海の中で思う様に動かしていないといけないですからね。
潜ってみないと 何を言っているのか解らないでしょーけど、思う儘にならない姿と環境での事なんでね、慣れてないと こりゃ大変 なーんて思うんでっす。

写真を撮ることも同じで、カメラなんてシャッター押したらOKじゃんと思われそうで、海中撮影は陸地と根本的に違うのよ と、机をばんばんしたくなりますね。

海の中でいじいじとボタンを動かし、波やうねりに遊ばれながらピントを合わせる事や、丁度いいポジションに着底出来ず、下手に動いて砂を巻き上げる苛立ちとか、まぁ海のイキモノはカメラ目線になってくれないし、ましてやポーズなぞしませんし、ぷぃと逃げてゆくしでね。そんで集中してるとここが海中なのだとゆー事を忘れてしまったりとか、夢中で撮影してて 気がついたらぽつーんと一人?の時の不安も哀しい。
そうして一枚 一枚 頑張っておるんでっすよ ダイバーは。

時々カメラを持って潜ってて思う事ですが、背伸びはすまい…なんてね。
潜るだけで本来 いっぱいいっぱいなので、撮りたいものにカメラを向ける事が出来ないことがあるんです。
ここにこなくちゃ撮れないぞと思いながらも、ダメだぁ 背伸びはすまい。撮れるものだけ撮って帰ろう…って。

ごぼごぼ泡吹きながら その場を立ち去るのは悔しいけれど、絶対また来るからな!なんて捨て台詞も忘れない。レギュレーター咥えたままだけど。
海の中で思うままの、お魚みたいなダイバーになりたいものだ。

えっと、、なんの話しだったっけ。おぉ クリーンナップだ。
陸地でダイバーはBBQの準備に炭だらけになるの巻を、明日
(仕事が終わったカラダが元気だったら)書きますのでご覧アレ(…つまり続く)。

 

青海島 クリーンナップ

本日、sea agein主催 青海島クリーンナップ(海のお掃除です)に参加。
平日ひっそりダイバーのワタシ、今日久しぶりに沢山のダイバーさん(24名だっけ?)とお逢いしました。
チーム分かれても どどどーーっと 一度に二桁でダイブ(。
ホント、この感覚久しぶりなので それぞれが動かすフィンの数がぁあ…おっと…多い(^_^;

今時分の青海島は、プランクトンで濁っていたりするから あんまり離れてるワケにもいかず、なんとなくダンゴ化しつつ進んで海中のゴミを拾い集める。
海仲間のTさんは 鳥の頭蓋骨まで嬉しそうに持って来る。なんだかスゴイ。

夢中になっていると、辺りの様子に無頓着になりがちなワタシなので、置いて行かれないよーにしなくてはならんぞ 人数多いと一人逸れてもわからんど と思ってみたり@あぁ 心配性。
ガイドさんは前後にばっちり付いてくれてるのにっ。

で、一寸 今日はムービー撮影したのでご紹介。

 

動画をご覧になるには
Windows Media Player 9
(無料)が必要です。


…うーん…不満。
今度はもっと綺麗に よってよって低い目線でムービー撮ろーっと… てのが これからのMY課題。

…勿論 話しは明日に続く。

ハナイカ