2006/03 Diving Log 

(はぃ、今夜も ざっと 読み流して下さい) 06/03/27 (月)

フジツボ 蔓脚が出た所はは写してません 残念

小学生低学年の或る時、今はもう病死した叔父がですね、当時転勤先だったアラスカからお土産にお人形を買ってきてくれましてね、アンタそりゃ子供心にも外国のお人形を貰ったら それは物凄く可愛いモンだと期待するじゃないですか。

所がですよ、なんと浅黒い人形が、ドレスでは無く皮の服をズドンと着とるんです。

友達にも見せたくない、
灰色の毛皮の浅黒い人形。

安物のコケシを貰ったよりも ある意味衝撃。なんだ?お前?!

数年後、そっとその人形を母が捨てたですが、きっとアタシと同じ心境だったんだと思います。

そうして大人になって、ワタシはグレートジャーニーという言葉を知りました。

大事にしとくんだったなぁ……。

人類は拡散しても人間だったけど、もっと怖ろしく長い年月を経て、海のイキモノはオノレの意志を貫いたのか、そう成らざるを得なかったのか、なんだかよー解らんけど こいつとこいつとこいつまで 実は仲間♪へーーービックリ!

プランクトンをケバケバで捕えるフジツボはどうなのか。

それは知識浅いアタシが ここでさも知ったよーに書くよりも、興味あるならインターネット調べて下さい。極少数の人はあれが甲殻類と知り驚き感動し、部屋をくるくる回るでしょう。
(……ホンマかいな…)。
総じて面白いですね イキモノ。

普通に見られるイキモノがそこにそうして暮らしていること、ワタシもここで暮らしていること。うれしいなぁ。

ハオコゼ

 

(ぇぇ…… 読み流して下さいね) 06/03/25 (土)

自堕落に、只一生地べたを舐めて排泄する生涯のナマコ。
所がある日、俄かに立ち上がり 晴れ舞台を見せると聞いて以来、強く強く おぉ!お前も確かに”いきるもの”だねと思ったよ。

そして君が、ウニやヒトデの仲間(?)と図書館にて立ち読みし、このオバサンは更にナマコに胸を熱くしたのです。

こんな気色悪い生き物に、どこをどんな風に胸を熱くしたのか と、言われましたら、そうですね 小学校の時、大陸移動説を読んだ時のよーな、なんだかワケ解らない 掴み所の無いでもなんだかスゴイってな そんな感じです。

星野道夫さんの写真展に行った時に見た、アラスカのその遠い地の人の顔(モンゴロイド)をみた時のような気持ち。

それが中南米のその先まで繋がっていると読んだ あの気持ち。

 

フジツボが懸濁物へしきりに手を伸ばす崖を見詰め、自宅に戻って あれは甲殻類なんだよと読んだアタシ、難しい事はさっぱり解らないのに なんだかなんだかじっとしておれず、握り拳で立ち上がり、部屋をくるくる回りたくなりました。

ナマコのあかちゃん

……笑 ええ 続きますよ 続きます…

 

あくまでも個人的感想なので …”読み流して”下さい) 06/03/23 (木)

これは本文とは関係ありません キヌハダウミウシ の親分です

家に戻って個人的にへぇえええ〜〜〜…と思ったものを(それなりに)調べ、更にへぇえええ〜〜〜〜を深めて楽しんでいます。潜水後の個人的醍醐味です。

しかし、本来普通の主婦なので そうして覚えた事についての更なる追求は出来ません。知恵が及ばない上、調べたものに書いてある儘に、そうなんだ そうなんだ ほうほうほう と頷くだけです。

あれは桜だよ、これはたんぽぽだよと教えられると、そうか 桜なんだ たんぽぽなんだと覚えます。それと同じで 単純深読み無しおこちゃま知識吸収型です。

で 今回はフジツボ。

フジツボがきしょくわるいと言われるよーですが、そう言われてみれば確かに フジツボのとり付いた岩は皮膚病風で痒そうです。が、岩の割れ目や岸壁に、これでもかこれでもか どうだどうだと蔓延るフジツボや亀の手に、一旦目を向けると ほら そのグロさをつい見つめてしまっちゃったりとかしませんか?

この日、ワタクシはエグジット前 崖一面きしょぃ集団フジツボ軍を見つめてしまいました。
するとですね、なんとフジツボの先の穴から どいつもこいつも刷毛を出して振り回しとるんです。
えーこれって 頭から出した刷毛を振り回して、浮遊する懸濁物(プランクトン)を梳くって食べてるんだあ!

ひゃぁ〜

こいつら 今、ご飯食べてる〜〜!フジツボが一斉にご飯食べてる〜〜〜〜!

結構 …… かわいぃ …… ♪

てな事で フジツボネタは明日に続く……

 

フジツボの中は どーなってるんだろう 06/03/20 (月)

昨日は、娘の進学先で新生活準備に追われてました。こんなアタシですので、書くネタは盛り沢山です。

が、疲労感いっぱいで書けません。

タイガースっ

アユカワウミコチョウ 小さあああーいウミウシですよ

そして海のことも。

フジツボの崖を抜けると紫津浦の海の底。
三月の紫津浦の中にいることが出来る、本当に短い短い時間が惜しくてたまらんです。
その中でみたモノモノたち、惹かれたあれやこれ、ここでも書くネタ やっぱり盛り沢山。

呆れる程にくどくど語りたいものです。
フジツボが甲殻類の仲間だそうだよ とかさ。
隣の席の女の子を 好きになってしまうタイプみたいだよ とかさ。

でも、本当に疲労感いっぱいで書けません。とりあえず今夜は フジツボが集団給食食べてる夢みて寝ます。

……今日という日 おやすみなさい@明日に(望みを託して)つづく

 

早春賦 06/03/19 (日)

アユカアウミコチョウ

行きつ戻りつの春は忙しい。

虹の朝、曇り晴れてそして霰。
芽吹く前、花の咲く前って 皆さん情緒不安定なのねん。

 

さて、そんな空の下に広がる青海島の海の底。
水温11度。
でも、8mm着用人間アザラシ化したワタクシ、全く平気。
冬の潜水苦手な方、これ 絶対オススメなんだけどなぁ〜。
8mm、見た目はアザラシでも100点満点のスーツです。

で、8mmと同じく 見た目地味ぃ〜な紫津浦での潜水。
本日は外海 船越が大荒れだったので、内海 紫津浦二本ダイブです。紫津浦、これは知る人ぞ知る珍味なポイント。
養殖場真横のこの海、道路から投棄されるゴミも多く、養殖場の影響ですっかり泥地状なのですけどね、そういう海域で生活するイキモノを堪能出来る場所ですからね。

ぼんやりと煙る紫津浦を わっしわっしと進みつつ、ひとつひとつ目に映してゆく。その海の空に手を伸ばし揺れる多くのモノモノを、ワタクシは何度見ても面白いものだよと思うのです。

……さて!まーた くどくど書くよ♪明日から…続くっ!