2006/09 Diving Log

パパーっ! 06/09/17 (日)

ネンブツダイ、フタスジイシモチ、クロホシイシモチ、クロイシモチ、ヨコスジイシモチ、キンセンイシモチ、オオスジイシモチ、コスジイシモチ、スダレヤライイシモチ。他テンジクダイ科 夫にするなら君らだ 以上!

飯も食わないで 我が身を削って、パパ 偉い!と〜 思いきや……。

若い♂は 口の中に頬張ったわが子を え?食べちゃう?
て〜のぉ 見た本はどれだどれだと探したわ。
40のオバサンの記憶はね、加速し後ろに流れるものよ。
だから大変だったの、どの本で読んだか思い出すのに時間掛かったのよ。

で、発見。

発見したからオバチャンはねぇ、今日台風の片付け(日記参照)マッハでやってねぇ、んでんで くわっと自転車またがり高速で二つの足を回したわ。もぉ コキコキ回したわ。
もうもうもうもう、マッハマッハ マッハGOGO ごぉよ。
目指すは図書館。オバチャンの生態は忙しい。忙しいけど、そこはお金使わないでも本が読める、ヨダレヨダレの図書館さ。

……で、到着。

……でぇ〜 休館。

ちーん( ̄人 ̄)

 

テンジクダイ科の男のヤツは、わが子を喰らって我が身とするだっちゅーの!そう、読んだその本出せってっちゅーの!!

図書館、休館するな!

終わらないではないか このLOGが!

……続く……バぁロー 涙。

 

ふつうと 言われ 暮らしているたくさん 06/09/16 (土)

世間では花の三連休。
なのに、南方向で台風が元気にお仕事してるそうで……。
あぁ、これで沢山のダイバーが、予定流れて涙してるだろーなぁ。

しかし、この台風が去ったら、ダイビングはベストシーズン入り。
9月10月と、ダイバーは台風情報とにらめっこしつつ、海の秋晴れを堪能する季節ですね。
ワタクシも、それに倣ってオデカケしたい……と思うのも本当ですが、こうして身近な海でごっちゃりと、、そう本当にごっちゃりと群れ暮らす普通種ネンブツダイ、この姿を見ると 旅行費用も その時間も、身近な海のイキモノの方につかいたいものだと 結局、そんな風に考えてしまう。

やっと、自分に時間を使う事が出来るよーになりましたんで、<ダイバーらしく>徐々に他所の海にも行きたいですが、他所様の海を思う時 興味があるのは、その海がワタシの潜る海と<どんな風に違うんだろー>です。身内贔屓なんですかね?生活する直ぐ傍の海が、ずーっと変わらず健やかでいてくれたら しみじみと嬉しい……普通種大好き人間のワタクシの視線は まだまだ変わりそうにありません。

そう、長い季節見られるネンブツダイ。

判子を押したよーな 同じ顔 同じ顔 その向こうの向こうまで同じ顔。
これが海で、川のよーな帯を作っている魚っす。
しかし、これが侮れないヤツ等で、♀捻り出した卵をですね、♂が待ち構え口の中に入れちゃう。タツノオトシゴのパパは、お腹の中で子供が生まれるまで育てるけども、ネンブツダイのパパは口の中で育てちゃう。
高学歴で高収入、アンタ素敵っ♪なパパ、ネンブツダイバージョンだと、大口 大顎 アンタ素敵っ!になる。

……多分。

↑これが 素敵で男前なネンブツダイ パパ。

ネンブツダイの群れを見ると、顎が発達しているヤツと 発達してないヤツがいる。
顎が立派なヤツが口の中で卵を保育しているパパなのだ。卵が育つと口に入りきれなくて あぐあぐしているって言うけども、今回 口から(♀)を見比べるのは面白い。

半開きの口から、オレンジ色した卵が見え隠れする。
もっとカメラ技術がワタシにあればいいのだが、凡じた主婦ダイバーには無理。

肉眼で卵アリと卵ナシを見つけても、カメラ越しだとどれがどれで どーなってるのか それすら判別できん。
肉眼でウオーリーを探し カメラ越しに又 ウオーリーを探す。

ネンブツダイの名前の由来ですが、卵が育ち 零れそうになりながら あぐあぐしている姿が<ネンブツを唱えている>様に見えるからって説と、夕暮れ浅瀬に上がり求愛するネンブツダイが音を出し、それが念仏を唱えているように聞こえる というのもある(みたい)。

魚の声については、冬場 青海島紫津浦にやって来る深海魚 クサウオが卵を守ろうと発した、あの切ない声が忘れられない。産み付けた卵に近寄ったワタシに対して、クサウオはキューキューキュー!!と言った。
魚は胸の内を声にするのだ。

ネンブツダイの声は聞いた事が無い。この日も、少しは声を出すだろうかと近寄ったけど、山盛りいたネンブツダイのどれも、一言も声を出さなかった。
しかし、ネンブツダイが産卵し、♂が口に咥える瞬間は この群れのアタリの数程あり、求愛の声が本当にあるなら、愛してる 愛してると発しているのだ。なんてスゴイんだろう。
いつかその姿に出逢えるだろうか。

出逢えなくても、こんな愛らしい普通種が ずっと普通にここに暮らしていて欲しいよと思う。
ワタシはずーーっと そう思うよ。

……続く。

 

20m 06/09/15 (金)

めでたゲな 紅白衣装

エントリー口は濁ってても、少し行けばなかなかじゃん。
それにさ、思うのだけど パステルに煙っても なんでかなぁ、深まてかたの水は何気に綺麗なのだ。

先月の27日、シュノーケリングで覗いた深まてかたは シュノーケリングだけで十分じゃん!と思う透明度だったけど、その3日前(8/24)は、このビーチ 20m抜けたらしい。証拠写真を見せて貰ったけど、ボートダイビングかと思うよーなワイド写真だった。

山口の日本海も やるときはやるのだ。

 

 

所でですね、、、頭の中が纏まりませんので 明日にLogの宿題を残します。眠くて眠くてたまらんです。
犬の散歩から始まる朝、起床は6時。
で、仕事したり家事したり、休みの日は海の底でアクロバットしたりしてますんで、ものすごく良く眠れるんですよ。
幼児のよーに どっぷり眠りの中に沈めるんです。

凡々と生きてますけども、毎日働いて遊んで食べて。
朝まで十分眠れるって うれしいわ。

で、つまり 今、眠たくてたまらんので寝ます。
明日に続きますー オヤスミっ。

ごっちゃりと群れていたのに ワタシが近寄ると逃げやがった

 

 9月の 海へ 06/09/14 (木)

透視度落ちても なかなかなもの

日曜日、ラムネな海に転がされましたからね、今日の海の機嫌も悪いままだろうと諦めていたですよ。
それがさ、着いてみると 深まてかたの機嫌は良好。

全く 海ってわからない。

エントリー口は濁ってても、ステージ辺りは綺麗なもんです。
明るい須佐 深まてかたの海。
水のうつくしさと 光が届く深さのお陰で、ワタシはここの海にお邪魔するよーになって、不意に感じてた説明し難い独特な不安感を、体感しなくなりました。

陽の光りと色は、ココロにとても影響を与えるんですね。

砂地では、今日も沢山、それはものすごく沢山の貝のカケラが砂となり、風に習って綺麗な砂紋を描いてます。
貝たちが生きていた時の色を両手で掬って眺めました。
白い砂地は 貝らの点描画なんですね。

その砂地に頬をつけ 水平に見渡すと、その砂地に流れる煙った帯を見つけることが出来ます。
貝のカケラが眠る砂地の上に、微粒子なイノチが浮き上がり 今 目の前に生きている。煙った帯ごと生きているんだわ。

……で、続くっ。