2006/12Diving Log

同じ イキモノとして 06/12/13 (水)

お酒を呑まなくなって、夜 眠くて眠くてとても起きていられません。シビレてない脳味噌になると、睡眠の質が良くなって子供の頃のよーにたっぷり眠り、朝バキッっと目覚める。で、これまた夜に激しく眠くなるんです。

例えるなら、青年の胃。
これですよ 青年17歳の胃。
これでもかと食べ、これでもかと空腹になる そりゃ気持ちいいほどに、、っての睡眠版。

 

で、、、何が言いたいかって言うと、夜は寝てるんでHPの更新時々休みます。
、、、長い言い訳♪

いつもどっさりいるカワハギ 小さいのが可愛い!たくさんいると紙吹雪みたいです(四角いし)

海綿 これと違って赤茶色のやつが一面にあるやん、あそこ辺りに 春先ダンゴウオ来ないかなぁ〜?

さて、42歳を迎えるアタシ。
ベエイの岩場で膝の鐘打ち鳴らし、痛みを堪えココロで祝った我が記念DIVE。
クサウオ探しについてゆくと、おやま ベエイに広がる静かな青い砂地。
あらーー須佐の青い砂漠は、深まてかただけじゃないんだねぇ。須佐の砂地はやっぱり白い。貝の含有量??クサウオ探しよりも明るい砂地に目が丸くなる。

 

青海島に行かなくなって、ココロの奥で冬のことをずーっと考えておりました。
ワタシ、冬の海をとっても楽しみにしていたんです。 ワタシはワタシなりに、季節それぞれ楽しみにしていた事がたくさんありました。そろそろ洞窟でヘビギンポが恋の季節を迎えるだろう とか、お日様が濃くなったら 洞窟奥に光りのスジスジが降りてくるだろう とか、葉っぱが掌を広げてきたら、青海島の水がぼんやり乳糜してくるだろう とか、季節によってキクメイシの体はぼんやり色味が変わるよと聞かせられたこととかも、それからもっと 他にもたくさん。
毎回の潜水を、あまりにも目の奥や 胸に焼け付かせ、次を熱く熱く楽しみにしてしまってたんもで、 手を離すのは相当痛かった。

そうして少し解ったんだけど、ワタシが見ていたいものは一所に固執しなくても十分見ることができる。海は一つじゃないんだわ
そーです。ワタシが見たいもんは 珍しいもんじゃなくって、所謂普通種。それらが生活してる姿だった。ワタクシが生きている この同じ時間を、海で生活している たくさんのイキモノ、その姿がアタシは大好きだった。

えらいたくさんコロダイ(幼魚)がいる 幼魚ゆーても小学生位に育っている うじゃうじゃいる

目の前に広がる白い白いベエイの砂地。 ここがとっても白くて綺麗なんだと、どうして知らなかったんだろう。明るい砂紋が、静かぁーに 遠ぉーく 青に溶けている。ここにも今年、クサウオがやって来た。

卵を産む為、深い海から紫津浦にやっくるクサウオ。オレンジ色の卵に魚の子供の目が覗き、それを守る親は海の中で声を出す。ワタシが楽しみにしていた冬の一つも、この白い砂地で出逢えるんだわ。

海はたくさんある。たくさんある海で、ワタシがすっと遊べるようにいよう。
散々エアーがぼこぼこ抜けたタンクで潜ったせいか なんなのか、残圧少なくって ガイドさんのオクトパス咥えての終盤。うーん……散歩してる犬って、こんな気分なんかなぁ と、思いながらついてゆく。
だから、なんといいますか ずっと潜っていたいんで これからも こーしてお世話になります。ワンワン。

明後日42歳 どうぞ宜しく。で、次回は潜り納めDIVEでーす 一年って早いっ!

 

おめでとう ワタシ 06/12/09 (土)

交接中だと思う

潜りたい 潜りたい。
12月のベエイ、水温17℃。
でも平気。
なんたってアザラシだもん。

潜りたい 潜りたい。
錘は10kg。
でも平気。
だってこの、海の中でイキモノ達が 今、どうしているのか この目で見たいんだもん。

ベエイに立掛けた梯子を降りる。
器材背負ったまんま わしわし海まで降りる。
で、よろよろ歩きつつも ココロは既に浮かれ調子になっていて、
あらーー 無造作にごろごろ転がる岩で滑って膝の皿が全身銅鑼のよーに鳴り響きました。

 

レギュからバカみたいにエアーが出て、海面でぼこぼこ言ってる。でも、あまりの痛さに言葉も出ないし何も出来ない。ぼこぼこぼこぼこうるさいよ!だまっとれ!痛いー痛いー!
あああああああ!!
膝の皿が 割れたぁあー!

 

この日のダイビングは一本のみ。
で、ワタシはこれが祝150本。
そーして祝バースデーDIVE。
つまりW祝い。

あっちも こっちも ビックなマトウダイ

おめでとうワタシ。

海にお邪魔した数だけ、ワタシには思い出があります。
人をイメージする手段として、よく年齢を表紙のようにしますけど、自分の時間と引き換えて惜しくない経験と思い出を手に出来ることは、心から理想だと思っています。

誰もが失う時間を どう過ごすか。よくばりなワタシを満足させるのに、海は申し分の無い場所でした。出逢う全てのイキモノ達と、そこで出逢って来たたくさんの方々、好い時間をありがとう。
これからも よろしく。

 

……とね、思っておったワケですが、、

岩場に倒れるアタシ、燃える痛みで全身の毛という毛が逆立ってるよーだ。もう、言葉は出ない。痛すぎる。
だーかーらー、ぼこぼこエアーが抜けるレギュレータ、お前本当にうるさいよ!静かにしとれ 痛いのに!
横で
ぼこぼこ言うな。ばかばかに聞こえるわ!
きーきーきーーーーーーーー!いたぁあーーぃぃ!

ってな感じで、祝150本エントリー。
おめでとうワタシ。どこまでもおめでたいねぇ。
なんでかねぇ。

……まだ痛い!でも続く。

サラサちゃん 普通種だけどかわいい