2007/04 Diving Log

そしてまた 春景色へ 07/04/11 (水)

こけぎんぽ坊主

アメフラシの遊泳を初めて見たときのこと とっても覚えています。
アメフラシでも小型のクロヘリアメフラシだったと思いますが定かではありません。
ファンダイブのチームについて行く為、記憶の中だけのものとなったからです。

きもちいいどー

大体 アメフラシなんて観る人いませんからね。それに珍しくもなく結構あちこち泳いでいるし、綺麗じゃないイキモノだから、遊泳していようが、卵塊が転がっていようが、海面を見上げ立ち上がっていようが、合体して春〜になっていようが、兎に角全部気持ちワルーイ…って視界から排除ダイバーさん多いみたいです。

でも、こんなに立派にカラダを広げて飛んでるよー。
貝なのに遊泳するんだよ 背中に貝殻乗せてるよー。
普通種だけど普通じゃないように思える たくさんいたとしても 普通なんか無いように思える。

雪のよーに降るフランクトンだって、どっさり全部生きていて 春来る度に 海はこんなイキモノの雪が降るんだね。
水が綺麗であるならば 潜ってても決して嫌じゃない。
当たり前の海の春 だけど普通じゃない濃厚な春のスープ。

それに うわぁああ!

ながいそもそうだけど、深まてかたのエントリー口の海草の茂み!こんなん掻き分けてダイビングするって なんかスゴイ!兎に角カメラとかレギュとか胸に抱いてしっかり潜行して掻き進む……のが一番みたいだけど、水深浅いジャングルに8mmスーツのワタシって、浮いて絡まって潜れんぞ。
で、スパゲッティーのフォークみたいになりながら、海草からめて進んで行くの。

↑そんなジャングルごっこしたくない?
 ジャングルごっこと 海の雪景色見物。

越冬すずめ

春景色は、春しか会えないですからね あんまり凄かったので明日また潜る事にしました♪
そんな事で、今回のLogだらだら書こうと思ったけどシメ。いや、シメってより続きになるのかなー これって。

うみこちょう ホントに多い

春は さくら さくら

……で明日のLogへと続くことになります。

 

春 降る海をとんでいた 07/04/09 (月)

とびまーす

春の海 赤潮の海。そして海草溢れる海。

エントリーから芽吹きの勢い感じる海を行くと、果てしなく降り続く雪……みたいなー プランクトン。
ええ、いつまでも いつまでも いつまでも降ります。積もることなく降り続けてます。

きもちいいぞー

しかし、水そのものは綺麗なので 濁りがイヤな感じじゃないね。
水は綺麗 程よい冷たさも気持ちいい。視界を遮るプランクトンの雪は春の雪だよ。

ちゃんと 貝殻あるんだねー

その中で、気持ち良さそーなのヤツがこれ。

カラダをしっかりと広げ、潮を受けている。
羽ばたかない飛行だったけど、単に岩から逸れ浮遊してるってのじゃ きっとないね。
カラダの広げ方に<意志>を感じるもんね。アメフラシの遊泳、こんなにゆっくりじろじろ目で見たのは初めてだけど、よく見りゃあっちこっちでアメフラシやら ウミウシが飛んでいる。アナタ達って良く飛ぶんだねぇ。
這い回ってばっかりじゃないんだねぇ……貝なのに。

ねぇ、みてみてー 飛んでいるアメフラシのカラダの真ん中、ちゃんと貝殻があるよ。

 

飛び立つ瞬間をみてみたい。
飛ぶぞって思ったら カラダを広げるのかな。ぴょん って潮に飛び込むのかな。
これだけ飛んでいるんだから いつかワタシは見れるかなー。
なーんて思いつつ、ワタシも 行けども行けども春降り続く海を飛んでみました。

……だらだらぁーっと 続きます。