2007/10/12〜/15 座間味Diving Log

うみうしたち 3 07/10/25 (木)

ハナミドリガイ って 愛らしい名前ですね

ウミウシは、こんなだ と思いながらも、うみうし?か?と思うヤツ等も結構いて、ヒラムシなぞウミウシ並に綺麗だし、泳ぐ所なんかウミウシより優雅です。
ウミウシが嫌いで言うととは違うんですが、ダイバーがこぞって ウミウシウミウシって、ウミウシじゃなくってもいいやん?ヒラムシだって同じイキモノやど?と思います しー、個人的には相変わらずナマコが好きなんで、ナマコだってものすごくいいやんかあー あんなに無抵抗なイキモノを無碍にするなよなあー と、強く思います。
人間は、地球にやさしい←という言葉が好きですが、ナマコはむちゃくちゃ地球に優しそうですぞ。
ねぇ ナマコ。

素人として、なんでウミウシがダイバーにウケているのか ウミウシじゃなくてヒラムシだったら どうしてダメなのか、小声でいいますが不思議です。

凄く前の事なんだけど、ヒドラを乗せた貝を初めて見た時、これはなんだろう?どうなってるんだろうと眺めていたら、これは<ウミウシじゃない>と促された事があります。ウミウシじゃなければ見る価値が無いのかと、それに驚いたので忘れられません。

で、以前もこの下の写真はお見せしましたが、ついでに今回も面白いので出しました。
なんかよくわかんないんですけど、海で見た時は大きさといい、風合いといい、その動きも全くウミウシでした。
しかし、ウミウシにあるべきものが無いんですよね。で、片側の末端が<3>←のかたち。
なんかよくわかんないけど、これだって 十分見る価値が(ワタシは)あると、思います。

おまえは だれだ?

もっと 撮っておけばよかったかなー 指添えてサイズも撮っておけばよかった

ちなみに 大きさは1センチ程度?
厚みは写真の通り ちゃんとありました。
いつも潜る、須佐深まてかたの浅場で今年の7月に見たイキモノです。

海って面白いですねっ。

 

うみうしたち 2 07/10/24 (水)

ウミウシについては、兎に角こういうもの等がウミウシというのだ。説明せよと言われたら、そーね はだかン坊の巻貝で ムキ身に結構な柄がついてる←程度の認識かも。しかしそれでも海の中で見つけると、ぉ♪うみうちぃ〜♪と愛しく思い、さぁさぁ おばちゃんが写真を撮ってあげようね とカメラを構えてしまうのだ。
なんでかなぁと思うけど、浜辺で貝殻を見つけたとき、その名が一体何で、素性はどうなのかを知らないでも、貝殻の姿は素直にうつくしく、その手を浜に放すのは大変惜しい。 ウミウシに対しても、自分の場合はそれに近しいと思う。

アワユキウミウシ

一番下のモンジャウミウシと同じもので 触覚が割れてるのだ

貝殻で思い出したけど、ワタシは貝というものを思い浮かべるのに、長い事 貝の殻をイメージしてました。
貝は貝殻じゃないんだー ということに気が付いたのは、やはり海に入る様になってからで、初めて海の中でアワビが歩くのを見たとき、おおおおお あわびさんあわびさん!あわび あわびっ……って。
だって歩く状態は毛ぇ〜みたいなもんが出て、大変インパクトが強い。海の幸豊かな日本海産は誠にデカく存在感もあり、その歩きも思わず早い。兎に角 殻でも身でも無く生きているトータルな状態の、なんかえらいことなヤツが鮑本人なんだーと納得しました(ほんとだって 見たら解る)。他にも、説得力が強いのがウミウサギとかで、あーゆー形の貝は売り物なんかで殻を見慣れてるんだけど、綺麗な殻は生きて無い部分で、鹿児島でウミウサギを見て、貝はそんなんじゃないのだあと、誠に感心した様に思います。

前からね〜

モザイクウミウシ

ウミウシは貝殻が普通乗っかっておりません。だから浜辺で子供の手に拾われることもない。
貝殻が無い貝は、磯で姿を見せる事があっても、その殆どは海に隠れてわかんないのだ。貝殻を貝だと思ってたワタシの様に、貝は浜辺の貝殻で、生きているカラダの姿を知らない人は 恐らくたくさんいるだろう。
ウミウシを、どこか遠いイキモノに思う人も、その数いるのではなかろうか と、ワタクシは思います。

キイロイボウミウシ の 面

キカモヨウウミウシ

更に、ウミウシではなくて貝のこと。
どうしてこのひとたちは、<どこにでもいる>のですか。
貝はワタシの庭にもいます。ナメクジや蝸牛もですが、丸いぐるぐるした蝸牛じゃなくって、巻貝で〜すな貝もいるよ。庭の土にですよ。貝は川にもいるんだけど、溝にもいるし田圃にもいる 何より庭土にいる。

ウミウシが貝だから ついでに日頃の謎を呟くんだけど、なんでこのひとたち よく見りゃ海から庭まで生きてるの?

 

うみうしたち 1 (失礼でごめんなさい) 07/10/22 (月)

ガイドをお願いしたのは、初めに書いた通り<ダイブサービス 小野にぃにぃ>さんです。
本来なら、「ぜひ おきなわのうみうしをっ!」とか願い倒せばよかったのに、最初から相当見当外れの希望をしたよーな……ワタシはほんとうに大バカだよ ←ってのを自宅に戻ってものすごく思いました。

それでも <沖縄のウミウシ>を見せて頂いて、ありがとうございます。沖縄版ウミウシ 初対面です。

向って左下に触覚 右横に産んでる卵塊があるの 解る?

トウモンウミコチョウ PCで画像を見るまで こんな衣装だと解りませんでした ほんとにこんなんがいるんだねぇえええ

失礼ながら正直なところ、潜り始めた頃 この広い筈の海の中でウミウシを見付けては大喜びし、高額なカメラでそれを激写する だいばーという人たちに驚いたのを覚えてます。濁る事が多い我が海では、ワイド写真が難しいというのもあるかもしれませんが、そんなこったぁ当時のワタシには解りません。
兎に角、ウミウシはダイバーを虜にし、名前はなんとかかんとかかんとかだーとか 覚え合っては小躍りし、滅多出会えぬタイプに出逢うなどしたものなら、もう 周りのダイバーが きゃー となる…よーな印象で…なんで?って……

今まで出逢ったことのないものに出逢ったぞ と思いました。
ウミウシではなく、ダイバーに です。
そして 誠に海というところはフトコロが深いぞ と大きく感心しました。

そしてそのうちワタクシも、ウミウシを見付けては海底小躍りをするよーになりました。岩壁や海底から離れなくもなりました。ただ、詳しくもなんともない不勉強ものなので、今でもなんというか……かつて須佐ベエイに横たわっていた 半透明のゲロを、小野さんに教えてもらうまで ヤマトメリベというものだったとはつゆ知らず、あれはゲ〜ロさん♪と……おもうておりました。

この人は 山口にもおるどー

ワタグモウミウシ 久しぶりに見たと言われてました

こんな人間が、のこのこ山口からやって来てすみません。
なんといいますか、ワタクシはわいわい楽しいね的 マリンスポーツ スキューバーダイビング←が不得手なので、<小野にぃにぃ>さんだったら、初めての沖縄できっと生物観察が主食の 満腹なダイビングガイドをしてくれる と思ったんです。
ワタシのへんてこな希望にも 答えてくれそうな気がしました。
そしてほんとうにその通りで ありがとうございます。

的外れなダイバーで申し訳ありませんが、えっと 又座間味に行きましたら宜しくお願い致しますー。

モンジャウミウシ この個体は左の触覚が割れてるー

ハナミドリガイ あ こっち見た

と ここまで書いたけど このHP、恥ずかしぃので教えていないんだよねぇぇぇ……。
(HPつくってるので、写真出します〜 ←とは 伝えてる)