2007/10/12〜/15 おきなわの残像

土地の 気配のこと (戯言です はい) 07/12/19 (水)

ごぉ〜おやぁ〜 ごぉ〜おやぁあ〜♪

公設いちば つまりワタシが小さかった頃の市場の姿じゃん

これって 沖縄限定?

沖縄に限った事じゃないんだけど、その土地の雰囲気ってのは県内でもありますよね。
この辺り、人によって感じ方は随分変るだろーけど、身近な土地でも地域差をカラダのどこでかはわかんなけど感じます。それが他県になると尚の事。それそれぞれその土地に立った時、違う空気にいるなーって…あれは一体なんなんでしょーね。街であることや田舎であること以外のものなんで、地域そのものの気配というか、なんというか はてさて。

沖縄に着いた時は幸運なことに季節の境目でね、10月半ばの沖縄は誠に暑くて、空港を出てモノレールに乗ろうとして おおおお…。うわー暑いわー 沖縄にホントに着ちゃったよー って肌と口から入る空気で思いましたね。肌で土地を感じるって これはとても嬉しかったです。
で、沖縄から福岡に戻り 更に山口に到着した新幹線のドアが開いて ぎゃあああ!!寒いっ!!
これはたまたま季節の変わり目が 沖縄⇔山口の移動の日と重なって、山口でも今日は急に寒くなったって、そんな事だったんですが、おおお 沖縄から山口に帰ってきたんだあああ!って感動しましたね。
こーゆーのホントに面白いです。

…って いやいや、こーゆー寒い暑いだけの事じゃなくて、なんかあるんですよ。土地の気配
光の当たり具合なんですかね?(また光?笑)湿気具合?風?わかんないなぁ でもあるのよ。

沖縄のハナシじゃなくなるけど、関門地域は生暖かくて なんか甘いよ ワタシとしてはね。
それが山口市になるとガラスに触れているよーな感じがする。一度きりだから再訪したら違うように思うかもしれないけど、昔 高知に行ったとき 空気が”ゆるく”思えたですね。曇ったり降ったりと天候悪かったんですけど、あれはなんだったんだろう。高知の風は沖縄とも鹿児島とも違う匂いがしたぞ。

 

お買い物のこと (これも個人的視点)07/12/09 (日)

那覇でシーサーを買って帰ろうとしたけど 結局選ぶ時間がなかった……

座間味唯一?の雑貨屋(スーパー)105

105は 確かこの道の先にあったと思う

座間味のスーパー(?雑貨屋)の壁にあった張り紙、これは驚きでした。
カケというのが後払いの買い方で、食料雑貨屋に於いて遠き昔 座間味のみならず、至る所日常的にみられる光景だったらしい……という事を、ワタクシは知りませんし 目にした事もありゃしませんからね、スーパーで現金を持たずに商品を手にしようと出向く行為←が意表をつくというか、その情景が浮かばないというか、斬新というか…。いやいや、あくまで想像なのだけど、この平成二桁時代 お金が入ったら払うから今はとりあえず頂戴ね♪ってのは、売買の捉え方が素直に違うんだって事なのか、のどかな社会って事なのか…?

まぁ カード払ってのもカケとは違うけど遠くないこと?かなぁ?指定日にお金が引き落とされるから商品下さい…だもんねぇ。ワタシは地味ぃ〜な山口のオバサンなんで、カケでモノを買う事もなければ、カード払いも嫌いだからやらない派。モノを買うのは現金一本。売買感覚 超素朴。
だっからさぁ 酔ってもないのにカケ(ツケ)といてねえ〜♪って、それがどうやら二万円までOKって張り紙に(OKって意味じゃないけど)書かれてるなんて、ワタクシの知らぬ世界を垣間見たよーでシビレましたぞ。

で、、、しつこいけどさ、現金でお願いしますって張り出す程、これ 生活に浸透している行為なワケ?

 

ことばの こと (個人的視点) 07/11/03 (土)

ダイバーに限らず沖縄の地に足を着けた人はたくさんおられるので、ワタクシが記すのもナンですが一応個人の記録としておくのだ。そう、沖縄はうちの旦那も息子も既にきっちり遊びに行っている。大体修学旅行でもぞろぞろ沖縄入りしてるんだから、今どき初沖縄人ってのは珍しいかもしれない。

帰宅して、さて沖縄〜な街の様子を写した写真はどれどれと探してみると、んんん?な程少ない。
携帯で撮ったものが少しあるだけ。記録ってのは正直なもんです。枚数が少ないのは、その時ワタシの頭に別の事がいっぱいだった証拠ですけーね。
今回座間味に行かなくちゃ!と、飛行機から降りた時から もぉテンションは↑っぱなし(バカだからちゃんと座間味に着くかココロの底から心配だったもん)。一応移動しながら街の様子を眺めるのだ!と、ゆいれーる(モノレール)を県庁前で降り、息荒く汗だくだくに競歩状態で歩き進んだ国際通り〜牧志〜泊港 間。街をじろじろ目で進んでも、写真を暢気に撮るゆとりは0。
兎に角 泊港はどこじゃっつ!?ワタシは本当に高速船出発時間に間に合うのか?で頭がいっぱい……。

はあ はあ はあ と歩くワタシはきっと ものすごくオソロシイ顔をしていたでしょーよ。

なんで 街路樹が豆なんだよー

ゆいれーる 空港から首里まで乗ってみた 街を眺めるには丁度いいね

うーん 国際通りは 食事と土産物通り?

田吾作には モノレールが珍しい

暑いわー 頭にくるほど 暑いわー

街路樹がー街路樹の花がー あかいー ←新鮮……

そんな状態ではありましたが、他所の土地に着たぞ なヨロコビは勿論あって、それを味わう事は忘れてはおりません。何時も他所の土地に行ったなーって ワタシが妙に実感するのは、そこら辺を走ってる車のナンバープレート。そして言葉。
幼稚園くらいの子供が 既に4〜50年世の中を生きていた風な口を利くのに げっ…と思ったのは関西方面(子供は普通の会話をしてただけなんだけどね)。大阪のみならず京都も神戸も山口の田吾作には同じ言語類ですね。この子等はただらなぬ!と構えてしまう年期入りの流暢なガキの口に<違う土地に来たぞ>と感じます。
それと同じレベルで常にヤバイと思うのが 頻繁に足を踏み入れる九州方面ったい ←あげな言葉を器用にお話しになる博多のばぁさんはすごかよ!そんなだから、関西地区の観光地で博多弁の軍団と出くわした時はもぉ…きゃー でしたぞ。
そうそう きゃー と言えば、長崎にハウステンボスって観光地があるんだけど、確か福岡からハウステンボスまで小奇麗なハウステンボス行きの特急電車が出ているの。お洒落なんだけど、アナウンスが……「次は はうすてんぼす だす。」と言ったのだ。ほんとほんと。ハウステンボスに行くのにこの特急を利用したのは、もう10数年前の一度きりだけど、次の駅のアナウンスの末語は「だす」。まさかこのお洒落なハウステンボス号でそんなアナウンスが罷り通るのか?!と思ったけど、何度聞いても「だす」と告げてくる。これは感動。

大体ワタシは直ぐに影響されるというか、言葉の訛りがあっという間にうつるので、旅行後は山口弁に他所の言葉がくっついて どこの人?ってな風になってしまう。だからですね、鹿児島に行った時は こ・れ・は 大変だ!と思ったのは言うまでもありませんのよ ……以下略…… ごにょごにょ。

言葉をバカにしてるのではありません。方言は誇りですよ。我が娘の暮らす大分は九州圏でも訛りが薄い地域でね、やれやれ助かったと思っていたら、タクシーの運転手さんに「お客さん どこの方?」と問われて驚いたことがあります。つまり山口弁も他所の地域の方にしては なかなかのもんみたいで、その山口弁を(饒舌に)話せるワタシは それはそれで素晴しいのだと思ってるのだ エッヘン。

で、今回。沖縄までやって来たぞ さてさてホントにガイドブックにあるよーな言葉を我が耳が聞くのだろうか?ってね、那覇を歩くとき チョット期待してたのだ。どきどき♪
だけど、あれぇ〜〜〜?お店で道を尋ねても 食事に立ち寄っても、別段なんのインパクトも無かった。
座間味でもそうだったんだけど、軽い買い物しても 隠しがたい筈の訛りの音色が無い……?なんで?お店の人も沖縄じゃなくって他所から来た人?とすら思える言葉使いだったのは、観光客相手用の言葉だったのかなぁ?特殊な名詞動詞形容詞等は隠せても、訛りの音色は隠せない筈なんだけどな。まぁ綺麗な発音。これなら山口の僻地の方が とんでもなく理解出来ない言葉&イントネーションだよ(これはホント)。
日常遣いの沖縄弁って どうなんだろう?ゆいれーるの運転手さんのアナウンスも、「次は首里だす〜」とか特殊な言い回ししなかったよ。でも噂では沖縄の方言って 味わい深いのよねえ?ですよね?……どう?

 

公設市場のこと (個人的視点) 07/10/31 (水)

唐突ですが、那覇に行ったら是非ここへは!と、思っていた公設市場のこと。

じつは ここに到着したとき はらぺこだった

うーん…… 

カニより 夜光貝がきになるーー 

にくにくにく〜

おいしかったんだけど ニンニクが物凄かった 帰りの機内でも匂ったんじゃなかろうか……

これ ラーメンじゃないのよ 味噌汁なのー

こういう市場は懐かしいですね。昔っぽいけど露天じゃない分 綺麗です。
見たところ、市場というより きっちり観光名所になっている風で、店のおばちゃん等も初めっから観光客相手の口上。ちらっと寄っただけなんで、ホントの事は解りませんが、ここは日常生活の場としての市場でもある?のですか?どうなんだろう。見た感じでは<市場の土産物売り場>に見えました…。

ともあれワタクシは下関で生まれ育っておりますので、この市場の感じはですね、下関の竹崎辺りですね。北九州市小倉の旦過市場もちょっと感じが似てます。時代的に同じなのかもしれないですね。きっと他にもこの感じの市場はある筈です。小さい頃は本当に(今思えば凄い)露天が並び、テントの様なものの下にプラスチックの籠が食材を乗せて並んでおりましたね。下関の竹崎は今もそうですが、韓国のお店も多く(物凄く多く)、韓国の食材や衣料品がたくさんでした。
そんな市場に屋根が出来、そして建物の中に入った状態が、正にこの公設市場です。

沖縄の食材が並んでいて、楽しいですね。竹崎ではこれに韓国色がある感じ?だったかなー。
(今はどうなんだろう?久しくあの辺りには行って無いなぁ……。)
公設市場は思ったより綺麗でした。市場にありがちの 足元の水(←結構濡れているもんです)も無かったし。

鮮魚のお店で食材を選び、二階で頂けるってのはいいですね。
多分これも観光客ばっかりでしょうけど、面白いです。
だたね、42歳のオンナ一人で魚を一匹調理して貰うとですね、多すぎて食べ切れません……。
写真はありませんが、上の写真にあるものに加えてもう一品あったんですよ。でもね、それは流石に参って 向いに座られたカップルさんに直ぐあげました。

公設市場、沖縄に行くことがあれば ここには又行こうっと♪

選んだお魚 半身お刺身にしてくれたです メバルの仲間だったと思う