そんな状態ではありましたが、他所の土地に着たぞ なヨロコビは勿論あって、それを味わう事は忘れてはおりません。何時も他所の土地に行ったなーって ワタシが妙に実感するのは、そこら辺を走ってる車のナンバープレート。そして言葉。
幼稚園くらいの子供が 既に4〜50年世の中を生きていた風な口を利くのに げっ…と思ったのは関西方面(子供は普通の会話をしてただけなんだけどね)。大阪のみならず京都も神戸も山口の田吾作には同じ言語類ですね。この子等はただらなぬ!と構えてしまう年期入りの流暢なガキの口に<違う土地に来たぞ>と感じます。
それと同じレベルで常にヤバイと思うのが 頻繁に足を踏み入れる九州方面ったい ←あげな言葉を器用にお話しになる博多のばぁさんはすごかよ!そんなだから、関西地区の観光地で博多弁の軍団と出くわした時はもぉ…きゃー でしたぞ。
そうそう きゃー と言えば、長崎にハウステンボスって観光地があるんだけど、確か福岡からハウステンボスまで小奇麗なハウステンボス行きの特急電車が出ているの。お洒落なんだけど、アナウンスが……「次は はうすてんぼす だす。」と言ったのだ。ほんとほんと。ハウステンボスに行くのにこの特急を利用したのは、もう10数年前の一度きりだけど、次の駅のアナウンスの末語は「だす」。まさかこのお洒落なハウステンボス号でそんなアナウンスが罷り通るのか?!と思ったけど、何度聞いても「だす」と告げてくる。これは感動。
大体ワタシは直ぐに影響されるというか、言葉の訛りがあっという間にうつるので、旅行後は山口弁に他所の言葉がくっついて どこの人?ってな風になってしまう。だからですね、鹿児島に行った時は こ・れ・は 大変だ!と思ったのは言うまでもありませんのよ ……以下略…… ごにょごにょ。
言葉をバカにしてるのではありません。方言は誇りですよ。我が娘の暮らす大分は九州圏でも訛りが薄い地域でね、やれやれ助かったと思っていたら、タクシーの運転手さんに「お客さん どこの方?」と問われて驚いたことがあります。つまり山口弁も他所の地域の方にしては なかなかのもんみたいで、その山口弁を(饒舌に)話せるワタシは それはそれで素晴しいのだと思ってるのだ エッヘン。
で、今回。沖縄までやって来たぞ さてさてホントにガイドブックにあるよーな言葉を我が耳が聞くのだろうか?ってね、那覇を歩くとき チョット期待してたのだ。どきどき♪
だけど、あれぇ〜〜〜?お店で道を尋ねても 食事に立ち寄っても、別段なんのインパクトも無かった。
座間味でもそうだったんだけど、軽い買い物しても 隠しがたい筈の訛りの音色が無い……?なんで?お店の人も沖縄じゃなくって他所から来た人?とすら思える言葉使いだったのは、観光客相手用の言葉だったのかなぁ?特殊な名詞動詞形容詞等は隠せても、訛りの音色は隠せない筈なんだけどな。まぁ綺麗な発音。これなら山口の僻地の方が とんでもなく理解出来ない言葉&イントネーションだよ(これはホント)。
日常遣いの沖縄弁って どうなんだろう?ゆいれーるの運転手さんのアナウンスも、「次は首里だす〜」とか特殊な言い回ししなかったよ。でも噂では沖縄の方言って 味わい深いのよねえ?ですよね?……どう? |