2007/11 Diving Log

色と ひかり 07/11/21 (水)

海が青い理屈が なんとなぁーーーく 解ったよぉな気分になっていますので、自分としてはとても嬉しく、空を仰いでも 雲を眺めても 夕焼けを見送っても、とても凄いものを目に入れているよーで…けけけ いいですね こーゆーのは。

ただ 異様に毎晩眠たくて、その心情を書き遊ぶ体力がありません。書いてもアホな胸の内をねばねば綴るだけで くだらないんですけどね、書くチカラがでない。

朝はね、霧が地面から立ち上るのを見るんですよ。田舎ですからね。で、霧の朝景色というものは、そりゃもぉ これ何?ちょっと凄いよ?な、えらい感動もんなんですが、霧は水蒸気だから ちょっと粒がでかく、光の散乱の具合が違ってて白いらしいです。空の雲もその理屈で雲の部分が白いんでしょうねー。

ベエイの わんわん♪

いや、何……
当たり前なんですけど、でもね ええじゃないですか。モノに色があるんじゃなくって、光ですよ 光の散乱が色。
散乱←いいですねー。さんらん ですよ、さんらんっ♪魚の産卵も いいですしねー 
← ……独り言。

 

青翠の うみ 4 07/11/18 (日)

空のあおいろと 海のあおいろと 海の中のあおいろが、どうやら違う理屈でしかし青いのだとゆーことに、何気に小躍りしてます。ぴょんぴょんぴょん。でね、ワタシはね、こーゆーときに何時も思う。賢い人たちは、おんなじ時間を過ごし おんなじモノを観ていても、随分違うものを観ているのだろうなぁって。
それは なんて羨ましいことなのだ。

ベエイの素麺

ワタシは、いちいち なんだなんだと首を傾げているばかりで、その意味が殆ど解ってない。

ベエイの腰紐

思い出せば 今 直ぐにでも広がる青翠の海の色。
須佐の海底に広がる、珊瑚の骨じゃない複雑な色の砂たちが 海面に投げ出す光の反射のこととか、汐に中に見えているよーな見えていないよーなたくさんのイキモノ等の反射とか、そんで お日様の当たり具合が北と南では違うこととかなんかその辺りを、だから色が違うんだよおーと、利口な人は自分の口で、つるりと話せるんでしょうが、ワタシはてんでパーだから話せません。見ての通り説得力もありません。

残念です。残念ですが、こーして又 次々となんだろうと首を傾げつつ海で遊ぶこったぁ 止めませんどー。

 

青翠の うみ 3 07/11/16 (金)

色も不思議だけど 環境とカラダの色を似せて暮らすイキモノの仕組みも また 不思議

見るだけなら 地味で可愛い ハオコゼさん

錆びた安い頭で考え、それとなく調べてみました。
いつもながら、思い込みと間違いに満ち満ちているだろうことを前置きにしつつ、以下 海でみる色のことです。

慶良間で見た、作り物のよーな青い色は沖縄の空に広がるその青空が映ったものであり、加えて その底に敷き詰められている、累々と積もった珊瑚の骨のその白が、海中で吸収されない青の光を更に海面に反射させて青く見せているのだそうです。

犬かさご

色と光の世界は異様に科学的で主婦の頭には有り余るネタでした。調べても、?で目が回りそうでなんですが、あらましそんなことみたいです。ワタシの頭でも解り、ワタシの口で説明出来るレベルで練り直そうにも無理なので、きちんと知りたい方は本やらなんかで自分で調べてください。

ワタシは絵を描くのが好きなんで、色については難しいことを知らないでも、無意識に反応してしまうというか、色彩に惹かれるトコロがあるんですが、素人ながら色はそのものに色があるんじゃなくって、その色を感じさせる光の反射の仕業だぞお…というよーなことを何処かで昔々聞いた事があるよーに記憶してます。

で、海。

海の上から見るその青が、空の色を映しているということなら、それはワタシの暮らす地域の海を思っても、大変素直に納得出来ます。海が冬の曇り空と向き合うとき、それはとても深刻な灰色を広げます。そして遠く沖まで海面がささくれ立ち、とても辛い景色になるのです。確かにその海は青くありません。ダイバーじゃなくても見ている筈です。 そして凪いだ曇り空の日、冬の海のその中に入ると、おやまぁ不思議と青く うつくしいのです。
これは潜らないと知りえない海の色ですが、実際とても不思議で、冬の海の中はきれいだよと聞いていても、大変意外なことです。

海の中のその青は、陸地から見る海の色と理屈が違うもので、海の中に届いた光由来の色。そう考えると成る程 納得出来ます。陸地から見る海の色と、海の底から見渡す色が違うのはそーゆーことみたいです。考えればあたり前なんだけど、つい<そのものが色をもっているのだ>と、信じてしまうので解んないんですねー。やはり色とは、それぞれの光の反射がつくるモンなんですね。(散乱とか反射についてきちんと突っ込め…となるとワタシには無理ですのでここでオワリ)

と、書いて説得力に欠けるのは 鉄=スチール タワシと鍋が解らん おバカなアザラシの口だからでありますが、興味があればそのスジ追求してみてください。色の世界は(意外な程^^;)科学です。

こいつらは逃げない 寧ろ寄って来る それも ケバい衣装で…


更にワタシの潜る海が青翠の海なのは、そこに生きているプランクトンが反射され交じること、そしてそのベースとなる海底が白ではなくて岩や海藻であることで、海面や海中で反射される光(色)もブレンドされるから ← って理屈みたいです。だから空を器にして仰ぎ見ても、ワタシが潜る海は青翠なんですね。
まぁ どう書いても巧く語れませんが、環境とそこでくらすイキモノの色が水の青に含まれて見えてるってことらしいんで、今度 青翠の海中を進むとき、ワタシはその色が春夏秋冬で変る(これが又相当変る)のを、これが海の四季の色だぞ そしてイキモノのイノチが刻々と繰り返されている色だぞーって視線でですね、しみじみ楽しませてもらおうかなって思いますー。

……戯言はつづく(多分)

 

青翠の ゆめ 07/11/14 (水)

子供は 総じて可愛いものだと思う

青く翠の海のことを、胸が思うままにつらつら くどくどと、書いて遊ぶ気持ちはあるのですが、、、

くもがにさーん やほー

兎に角眠たい。
のでー……写真を一部UPしただけで 今夜は寝ますー。
青く翠な山口の、海藻の海 貝殻の海の砂地の夢が見れたらいいなあ。

…… これ なに?

…… これ なんの卵?

8mmスーツを着て、12kg身に着けた時のよーに、するするするとと夢に潜行できそうです おやすみなさい。

 

青翠の うみ 2 07/11/12 (月)

飛行機が沖縄を覗き込んだ時、既に海はワタシの潜る日本海と違う色を広げてました。
同じ海なのに、どうして地域で色が違うんですかね。

那覇から高速船が走り出し、阿嘉島に着いた時もそう。
色、色がそうですね 日本海ダイバーとしては作り物のような色合いなのです。思い出せば柏島で見た海の色も、空が曇り空だったにも関わらず、潜行した底は み・ず・い・ろ ← で、その色に心底驚いたのを覚えてます。
それも、今思い出せば沖縄の色とは又違うよーな気がするんだけどどうでしょ?あっちこっちの海に潜られている方、その辺りどう思われますか?
 

ワタシの潜る海は海藻の海。
海の林 そして森が広がって、あちこちに岩がごろごろごろ。
砂地の素材も珊瑚の骨でなく、貝 そしてウニやらなんやらの砕け積もったものであり、白いといえば白いけど、割れ砕けた小さな殻の点描を、じぃ〜っと眺めると、それぞれにきちんと色がついている。

つまり海水を乗せる器が白くないのだ。

こんにちはー こんにちはー

寝てるんですって この眼つき

色のついた画用紙に、水彩絵の具を塗るようなものだ。
そっか、座間味の海の色はどうしてこんなに青いのかとガイドさんに尋ねたら、海底が白からだと言われた通りなんだ。
いや、、、違う。違うよ それじゃおかしい。

それだけじゃない と、思う。

散り舞う群れを仰ぎ見ると、そこにもやはり須佐の翠が広がっている。空を器にしてみても、日本海の色が見えるのだ。
いくら晴れていてもそうだ。海の色がどこから見ても違う。
どうしてなんだろう。

 

アルミもスチールも鉄もステンレスもですね、どれがなんやらわからんよーな おバカな人間(ワタシです)が、ここでも頭を悩ましている(金属内輪ネタ…)。
おかぁさん、どうして海の色がちがうのですかあ?

いつまでも、子供電話相談室の常連みたいでナンですが、どうして違うのか、ワタシに解るよーに教えてくれる方おられませんか?この際、理屈に満ち満ちた講釈も耐えて聞きます。ホントになんで?

海底の素材の色彩が違うに加えて、あの…やっぱり太陽の光の当たり具合なんかが違うんですかねえ?←って いやん 又、墓穴掘りそうだからワタシの思い込みに満ち満ちた仮説は すぅーっと読み流して教えてください。
あぁ不思議……海の色。

……続く。

魚には瞼がないが ヤドカリも無い 無い上に飛び出している 大丈夫なのかあー?

 

青翠の うみ 1 07/11/11 (日)

海が抜けてないので解り難いですが 濃厚な魚の群れでした

青翠に煙る海は 紛れもなくワタクシが潜り喰らった海だぞぉ

海のいろが ちがう。
色だけじゃなくって 海 ← が 違う。

ながいそを覗き込んで、今更ながら土地による海の違いを思つつ ヒレを動かし進んで行くと、おおおおお どんどんどんどん冷えて冷えて冷えて冷えて………これは寒いぞ!日本海。

確か記憶では、かつて17℃ウエットで潜ったこのワタシ。
スーツを持たなかった時代、レンタルのインナーの数が無いからって そのまま潜ったし、で それで何か問題があったかってーと 全くナシだった……筈。
なんだ全然ふつーじゃん インナーなんて要らない要らない へーき へーき なんで皆 寒いの?寒くっても一瞬じゃん 後はへーき! ← って思ってたのよ。
(潜水時間が今より随分短かったのもあるんだけどね)

それが なんと 晩秋の汐が骨身に沁みる。

ウミウシを見つけると 何故かほっとする 

お手上げです さ・む・い!!!

魚群を割っ進むながいそで、ワタシの目に映るのは魚のカタチをした 雪?霰?……暴風雨?!
つまり年とったって事なんですかね。
ってな事で、二本目からワタシの奥の手(?)というか、どうやらワタシの冬の制服 8mmの出番です。
年とって一層アブラの乗ったアザラシですが、漁場を荒らしたりはしませんのでどうぞヨロシク。
腰に10キロから12キロものキビ団子をぶら下げて、よろよろと岩踏み間違えて転ばないよぉに歩いているのを見掛けたら、優しく見守ってくださいね。おほほのほ。

……あざらしの戯言は つづく。