2008/01 Diving Log 3

漣 と 雪風 08/01/24 (木)

今日は雪模様でした。風も狂ってました。

職場の窓はとても大きくて、そこら一帯の様子が展望出来てすごいすごい。辺りに雪が舞い踊る様子が……いいえ そうじゃなくて、風が走り迷う様子が雪姿となって景色を包み 見事。仕事をしているのが勿体無いくらいだ 無闇に鳴らすなナースコール。

雪を見ながら風を見る。
風は時に雪を漣に仕立てている。空(くう)が砂紋の姿になっている。
砂紋は砂であり風なのだ。しみじみ〜……

どういう塩梅で砂紋を空(くう)に描くのか と思っている内に、焦る風は漣を一瞬にして漣を壊し、落ち着き無く割れたり衝突したり。
風が右往左往考えなく走らなければ、空も砂の浜の様に砂紋の模様が浮かんでるみたいですね。今日は雪でしたが、空の漣が砂の場合もあるんでしょうかね?雪吹雪が描く空の漣のように、砂吹雪が描く空の漣 ← おお!ありそうな気がする。見てみたいのぉ でも鼻の中がざらざらしそうじゃのぉ。

ながいその砂地に伸びる青い階段は素材砂 作者は波。波の運動が形となったもの。でぇ〜それがそのまま何かで覆われて長い時を眠ったら、波化石になるんだ。以前北九州にあるいのちの旅博物館で見たもんね。あれは感動したぞお。波の化石!ひゃぁぁっそんなものが化石になるのだあああ ← って思ったモン。ながいその砂地がそうなったら立派なものが出来上がるだろうなあ。
どうやら波の化石は蓮痕(れんこん)と呼ぶらしい。更に化石とはイキモノそのものかイキモノの活動のあとのことみたいなんで、波のこれは正確にはどう扱うものなのか はて よく知りません。
個人的には 相当そそられますけどね。

で オチは?ってオチはありませんよ。いつも無いし。

今日は雪降ったよー って そんなハナシ。雪の粒子を含んだ空(くう)の姿は漣だったよ。名前はあるけど正体は<うごき>の風と波の模様って似ている(……こともある)ね って そんなハナシです はい。

イチモンジハゼさん 美味しそうだのぉお前っっ

……気が向いたら つづく

 

こころと懐の 漣 08/01/22 (火)

ハナシの軌道は逸れるのですが、キイロウミコチョウの飛ぶところ。
今回頑張って デジカメ動画で撮ったのですが、撮ってる時から「こりゃダメ 全くダメだー!」と思った通り、家に戻って見直しても ダメ。編集しても何してもダメ画像はどうもなりません。ダメダメ動画ダメ動画 ↓

やっぱりデジカメでキイロの飛ぶところ……なんて無謀なのかなぁ。

ウミコチョウって 海胡蝶?

裸の貝の ちいちゃい蝶々

でもね、<2007/03/15> にはベエイでもうチョット巧く撮れているんだよお ↓これこれ これーっ

カメラばっかりのせいにしたくはないけども、全体的にカメラが年くって認知症になってるー。
被写体がわっかんないみたい。この日も押しても押してもシャッター切れないし、ズームも利かない。陸地でも動かなくてイラつく。腰も肩も膝も痛くて動けませんーーって感じ。まだらボケだから写る時は写るのよ。
だからマトモなの?って安心してるとボケてる。それって付き合うのにストレスぅぅぅぅーーー……。
腕のせいかもしんないけど、過去に撮れているものがあるとさあ、もうカメラが使えなくなったんだぁって決定打になっちゃうよぉぉぉ。はぁぁぁぁぁ……次に買うならどのカメラがいいんだろう?真面目に相談したいーっ!

……つづくのぉ

 

 08/01/21 (月)

しっかりした階段は ながいその方かな〜

青い階段があるのです。
海の吐息に撫でられて 仄かに揺れているのです。

青い中へ向うため、ひとつひとつ またひとつ。
冷たい青の階段は、いきものたちの欠片から造られて、イノチが繋がるその中へ静かに伸びているのです。

青に向う階段

ってな、そんな感じ。ほんとほんと。

海の波を眺めるってのが面白く、時に海へ猛々しい荒波を眺めにドライブした頃もあります。
形を絶えず変えながら、しかし何時までも終わらない波。動きを眺めると大きな眩暈を見るようでもあり、炎を眺めているようでもある。日本海の岩に打ち付ける波たちは、割れて叫んで暫く白く、空を巻き込んで揺れ狂い、おお 昔売り出された洗剤の名前は正しくこれだ!
ザブ!それからうず潮っ!

ほんとだってば。

岩に砕けて白さが消えない波の姿。
嘘だー大袈裟なー ← と思う人は知らないのだ。
勿体無いのぉ 素晴しいのに。

その形の無い波の形たちが こしらえたものの一つがこれ。
海の底で階段の姿になり、青の中へ掛けられております。
素朴だけど、非日常的。壊しがたいうつくしい造形。
そしてとても身近にある地面の姿の一つだと思います。

……つづく。