2008/05/19〜/22

 砂のつくる景色 08/05/25 (日)

 この景色をですね 前回訪れて以来 何度と無く夢にみたんですよねぇ 全くこうして再訪しても夢と一緒だぁ

半年前、この浜に来てあまりにも驚いたので 戻ってからもあれはホントだったのか、もう一度 眺めなおしてみたい、触れてみたいと思い過ごしておりました。南の海の砂はサンゴで出来いて白いんだよ と、ダイバーでない方からも聞いて知っていた<つもり>だったんですけど、辺り一面いきていたものたちの欠片からつくられている←というのをリアルに感じるサンゴの骨の浜辺は誠に衝撃です。

まだ姿形を留めている遺骸の上は、一足ごとに骨殻が鳴るので、これを踏みつけてもいいのだろうか と。

砂は生きていたものたちの欠片 波は生きているものたちのスープ

私の海でも場所によっては岩石片だけでなく、生物の遺骸が降り積もり、それが絶え間なく海に撫でられ海底の模様となってます。そして、海の中で青にぼんやり消えているリップルマークを眺めていると、その膨大さに圧倒し、一体どれ程の生物たちがここで命を繰り返してきたのかと胸が押されるよーな気持ちになるのです。。

遺骸の健やかな姿 ……という表現をおかしいと思います?

海の中は 命が溢れて 向こうが見えん!!

そして明らかに見慣れないものらで造られた浜辺にいると、そこそれぞれに生きてきたものたちが これほどまでに違うのだとね、眺めても眺めても眺め足りない。自分が知らないでいた時間を埋めるよーに、ただもう黙って ちゃりちゃりとサンゴの骨の浜を歩き続け、私と擦れ違って生きていたいきものの砂を何度も何度も撫で回してしまうのです。

砂になったものたち(生きていたものたち)が 私の海とは違う

ガイドさん

そんなことで、座間味に限らず沖縄等にダイビング旅行されるダイバーさん等には、視点がズレているだろうな な、土産話しですが、自分が思うことは私が感じたことなんで呆れながら さらーっと読み流して下さいな。

まず、座間味の海を存分に楽しませて下さったガイドさん、どうもありがとうございました。

……ってな事で まえがきでした〜。