2008/05/19〜/22

いきもの 08/06/11 (水)

山口県の子供たちは、遠足だ青年の家だと直ぐに秋吉台に連れて行かれるので石灰岩の台地ってものになんとなーく馴染んでます。が、その景色を作る石灰岩は果たしてナニモノか。
その辺り、子供時代 くどくどいちいち教えられ、なんとなく解ったよーな気持ちになってはみます。が、私の場合は頭の中でどうにかこうにか想像しても、これだけのものが南の海にあった生物だと諭されても、ちっとも南じゃない山口の田舎にあることそのものが胡散臭く、結局よく解らなかったです。

大陸は動くと言われても、ふぅん……な他人事だし、何よりも これだけの地べたをつくる生物の量そのものが解らなかったですね。地面は岩石 地球の皮膚←それしか考えられなかったのです。

それが前回座間味に来た時、座間味ぃ〜の浜で仁王立ちのまま ええええええ〜〜〜?!ずーっと骨だあ!なんてことだ!なんてことだなんてことだと思いました。そして、生物だったものが地面をつくることは、ここでは当然なんだと解りました。同時に、健やかに生まれたり、暮らすことは当然好い事だけど、健やかに命を終える(ヘンないい方だ〜)事も、やはり好い事だなぁって、珊瑚の遺骸広がる浜で私はとても思いました。
余談なんですけどね、思う様に生きてない事は当然不幸だけど、ちゃんと死ねないってのも、なんだか大変く不幸だなぁと思うので。……ええ、おかしな事を言うよーですが、人間は難しいことが多いですからね。
健やかな命ということは 最初から最後までを言うのではなかろうか と、思うことがあるのです。

珊瑚だけでなく、こうして石化質の殻を残す小さな生き物がどれだけいて どれだけ砂と変わっているのか存じませんが、当ったり前ぇ〜の顔して広がる白い浜と海底は嬉しい驚きでした。それをちゃんと自分の目で知ることが出来て嬉しいです。

私の持っている石灰岩です(未研磨)。小さな模様が幾つも見られます。ありますよね?間違いじゃないですよね?。
丸い模様たちはかつて海に生まれ、動き、摂食排泄し、繁殖もして命が終り、今 私の机にあるんですよねっ。

 

そして 生きていた砂 08/06/09 (月)

私が見たのは姿からして太陽の砂のよーですが、同じものと捉えていいんですよね?
んで、殻のあるアメーバー ← なんですね?私はアメーバーが何か さっぱり解らないですけどね。
わっかんないけど、生物は生物。歩くし繁殖するし ものも喰らうし排泄もするチビらしい。

唐突だけど、私が小学校二年生の時、沖縄ってところは日本に返還されました。
学校の先生に「おきなわが日本に戻りました。おきなわは日本の国でーす。」と言われ、早速私は家に戻って母親に話しましたね。すると、常々弟は好い子なのにお前はバカだよの扱いをしていたおかんは、「じゃぁ沖縄で暮らすぅ?」と身を乗り出し、今直ぐにでも私一人沖縄ぁ〜に直送しましょうの勢いで返してきたので<小学校二年生時代=沖縄返還>は忘れられません。

その後おかんは自分の想像と思い込みの<沖縄ぁ〜>を随分教えてくれました。
で、その一つが星砂。彼女曰く→「おきなわのさんごが砕けてこんなものになる。」です。

バカヤロウ……。

子供心にも 珊瑚が砕けてしまうとどうして星になるのか繋がらず、おきなわの謎でした。大きくなっても星砂について深く考えることも、勿論必要もなく、謎のままに星砂は珊瑚の果ての姿と長い事イメージしてましたし、大人になっても結構ずーっとそう思っていましたね。こんなだから子供にウソ教えちゃいけないんだわ。
星砂は珊瑚の欠片じゃなく、一つが一匹。数え方はこれでいいんかい?そして遺骸となって浜に大量にあると総じて砂。数え方は一抱えでグラムやキロやトン。生物がモノになったの印ですね。
砂は砂になる前からキロやトン。それが普通の地域の私としては、砂が元生物、一粒が一匹ってのもねぇ、、なんだか海の青味が胸に刺さるわあ。

……多分つづくわあ。

 

生きている砂 08/06/07 (土)

星砂の生きているものが見たい と、思ってました。星砂の場合も貝と同じで、遺骸とばかり親しんでいてなんだか妙なことです。生きていても 生きているか死んでいるかわからないよと言われても、ぃえぃえ そんなに見たい生物が決まった場所にじーっといるなんて、これは滅多無いことで大変ありがたい。

土産物売り場には安値でこの遺骸が売られている。きっと南では飽きるほどいるのだろう。そして生きたものを見たところで、実際何のアクションもないものなのだろう。でも、見たい。うれしいな うれしいな きききききっ。

私は星の砂ぁあ〜と愛でられているその本人とご対面できるー……と、行った先にごっちゃりいたのがこれらです。星の砂というか太陽の砂なのかなぁ?どっちにしても一緒だろうな。動いては無いんだけど、海の底に無気力に積もっている命の無い砂と違って、ぐわしっっと辺りに掴まっているようだ。ウニもこんな具合に岩壁に掴まるよねぇ。ウニと仕組みは違うんだろうけど、あの先からはやはりウニみたいに何やら出ているのっかなー?ちゅーか、この殻の中の生物はどうなっているものなのぉお?

と、家に戻って江ノ島水族館のHPでこんなん見つけました。
公共施設のHPなんで、勝手に紹介させて頂きます(問題ないと思うんで)。これです!きゃーーーです。
この動画を見たとき、私は椅子から10センチ跳びました。生きている 間違いなく生きている砂たちです。

*** 新江ノ島水族館のこのページだよー *** <動画のみはここくりっく> ***

……きゃー つづくわ〜