Blogに書いたよーに、昼下がり 須佐のまてかたイルカの骨探しをしていたのですが、午前は図書館におりました。で、仕事絡みの本を探しつつ 何時もの如くなになにの図鑑……とか、海洋生物のなんとかかんとか……をチラ読み。で、今更ながら思ったんですけど、魚を知ったり調べたりするのに活用する図鑑ってのは、凄く当たり前なんだけど魚を一斉に側面(…というのだろうか?)から写した写真なのねぇ。
なんで長い事その姿勢に違和感なかったんだろう と思いながら、又そう思う自分がいることも ああ、自分で生きた魚にカメラを向けようとする人間になったんだなあなーんて、プチしみじみ。
側面姿勢に違和感が無いのは、図鑑で知る姿がその姿なんで、この方向から見た姿がこの魚なのだ←と思い込んでいることと、日常親しく魚とお付き合いするスーバーにて売られている状態、更に調理される状態が当然ながら同じく側面図だから←なんだと思う。理屈がましいけど魚を縦には置けませんもんね。
じゃあ実際、生きて活動している魚が自分に対して側面姿勢でいるかってのは大間違いで、普通は危害が無い場合どっち向いててもいいんだけど、写真を撮っちゃおうと思うと いかに魚というヤツが真横でいてくれないか思い知らされるのよ。上の写真はコロダイの幼魚。ダイバーなら知っているだろうけど、こいつは真横どころか魚らしい真直ぐ姿勢にすらならん。漠然と眺めているだけなら 可愛い踊りじゃんって思えても、カメラを握るダイバーになると、常に腰振ってS字のこいつに相当ムカつくのです(そうでしょうが)。
ソラと同じく あちこちいるのに撮れない普通種は、このよーに山ほどいます。
チャガラ……についても ええ 今回バカのよーにシャッターを切って全敗でした。居るよってだけの写真なら撮れます。しかし、その姿詳細がほしいと思えば思う程、ピントの合った写真が撮れません。目の前にいるのに何度撮っても残像写真ばかりがカメラの腹に膨れてゆき、イラつきながら諦められない。ダイバー心をもて遊ばれているよーで身悶えし きーーーっ となって海の底で燃えに燃える。そして今日も充実のダイビングだった、海はスバラシイ 楽しかったよかったよかった、さあ次は何時潜る?ってんだから、フォト派ダイバーってのは多分みんなヘンタイです(ウソ)。
……つづく〜。 |