2008/11  Diving Log Zamami 1

旅のみち 2008/11/25 (火)

こんなにでっかく 阿嘉島って書いてあるのにぃーー

阿真ビーチ 初めてゆきました

戻ってから、いきなり驚く事があったので、更新に手がまわりませんでした。どっちが悪いともなく、しかし場合によっちゃあ取り返しがつかない事にもなる<事故>ってもんは、起こる時には起こっちゃうもんなんでしょうね。そんな事を考えていると、変わった行動はしないに越したことはないぞ←なんですが…。

なんでも程度問題。しかし、海に潜って遊ぶという行為は そんな事をやらない多数の人たちからすれば、既に十分変わった行為に間違いなく、旅行だって私のよーな個人旅行は、みんなと一緒一緒の旅行しかやらない人からすれば、国内でもアブナイ行動に含まれているんだろーな。トラブルの後はチョット弱腰。けども、この旅行の時 翌朝わたしは一人で慶良間に向かい、子は本島。タクシー、バス、徒歩にて初沖縄を散策。子と言っても、我が子は既に子供じゃないし、普段は一人で暮らしているひとですしねぇ。

更にお節介ながら母は、自分で行きたい所に行き目的を果たす知恵を持ってほしいと思うております。ずっと傍で守れるもんやないです。実際そんな事やってたら 行動できやしません。心配は終りがないです。守り続けられないなら、本人にどうしたらいいのかを知ってもらわんとどうもならん。なんでもです。

二日目 私は一人で慶良間到着。当然♪海に潜って楽しみながら、山口県とも 今自分が暮らしている県とも全く違う地域を一人で感じて欲しい。新鮮さに驚いて欲しい。自分で考えて欲しい云々と頭はくるくる巡りつつ、いや しかし 私がやっている事は大間違いなんだろうか と、座間味の青の中で考えるつもり無く ずーーっと考えていて、楽し苦しい妙なダイビングでした@笑。

どれだけ助かるか 計り知れない105 旦那の赴任先にも105が欲しいーー!!!

んで、翌日 子は一人で座間味到着。
何事も無かった顔で、「阿嘉島に着いたから ああ着いた着いたと思って船を降り、港のトイレに行って その後ぼーーとしてた。そしたら目の前に<ようこそ阿嘉島へ>って物凄く大きく書いてあるじゃん。あれ?ここは座間味じゃないのか?って船に戻って んでここに着いた♪」などと仰るよ うさぎさん(-_-;;
その便逃したら、おめぃはの夜は一人で阿嘉島の民宿探しだよ。ああ やはり私のやってる事は大間違いなんだろうかねぇ 沖縄の神様。

……はぁ…つづく

 

沖縄のみち 08/11/19 (水)

那覇の空から見下ろした海は、飛行機からもわかる程 波が白くささくれ立っており、座間味行きの高速船は欠航で、運行しているフェリーは出航済みって事で、一日目は本島でうろうろ。

沖縄ってところに来るよーになったのは昨年から。ゆいレール圏内しかしりません。それも座間味メインなんで那覇のメイン道路をチラ知り程度。
でも、折角(?)本島の時間が出来た(時化で…)んだから、観光しちゃいましょう そうしましょう。
沖縄といえばひめゆりに万座毛 海中道路 沖縄美ら海水族館。観光ブックにはあっちこっちが一冊に括られている。んが、実際ページを捲るよーに並んではおらんな……まあいいや。美ら海水族館くらいは行けるだろう、そうしてレンタカーを転がしてみました。

まず ごはんごはん (公設市場)

ツアーじゃない旅は自分で考える。やってると結構イラつく。じゃあ受身の旅がいいかってーと、それはきっと面白くない。旅は旅るから旅なのだと、どきどきしながら沖縄自動車道を北上。宜野湾 嘉手納 うるま 読谷村 恩納村 宜野座村 名護 本部の看板を辿りながら、ああ 沖縄を走っているんだなあとココロの底からしみじみ。地図の上でしかしらない道が目の前に広がってゆくのは気持ちがいいです。で、到着した美ら海水族館は、正直がっかりモノというか 遙か広がる本部の海に放ってやりたくなる囲われた生物に、痛々さだけを感じます。沖縄の海中をイメージするにはいい手引きになるだろうけど、水槽をくるくる回り続ける生物の肌は、どこの水族館でも痛んでいて見るに大変辛い。

美ら海の夕陽

ハリセンボンが食べたいって言うから頼んだけど 骨ばっかだぞ

そして全く紅葉していない山々を南下しているうちに陽が落ち、レンタカー返却一時間前に那覇入りしてんのに、冗談でしょう?な渋滞に突入。ああ、那覇は渋滞するってガイドブックに書いてあったなぁと思い出しても どーーにも出来ず、更にガソリン満タンにして返却しなくちゃいけない とか、給油口がどこかさっぱりわからんぞ とか、レンタカー借りた出発口と返却口は別で、ぐるっと回れ もう一度道路を迂回 とかとかとか、一つ一つは大した事じゃないんだけど、真っ暗な那覇の街中でうぎゃぁ化しながら、返却時間五分前に返せたのは沖縄の神を見るような奇跡でしたね。
そうそう、レンタカーってナビついてるじゃん。あれってさ、ナビを使っている人には便利だろうけど、ナビそのものがお初の人間には、初めての土地で 初めてのナビとの付き合いからの始まりになるから、大変さが倍増するね。使い慣れた携帯やiPhoneもmap機能が手引きしてくれるから大丈夫なんだけど、旅がより濃厚な味となるツアーじゃない旅……楽しんでる?こんな母ですまんの。

……つづく。

 

まえがき 2008/11/17 (月)

アダン下 …… だと思う

私には 自分がココロおどらせたものものや、私がもっているものを伝えることができる人を 二人しかもっておりません。今の世 二人いたら十分かもしれないんだけど、この二人ってのは わたくしから生まれた わたくしではない人であり、私よりも次なる時間を更に生きてくれる筈の人です。私だけじゃなくて、子ってもんをもった人は多分みんなそうです。

今回お世話になった民宿に生まれてまだ10日という赤ちゃんがいて、時々可愛い声が聞こえてました。新生児の鳴き声は遠い時間を思い出させてくれます。五人目との事ですが、こんな風に私にも もっと子供がいたら、私はどんなにしていたでしょうね。
私の子供は二人だけのまま時間が経ち、こうして大人になってしまいました。

そして今回、そのうち一人摘まみ出し、伴に慶良間(沖縄)の空気を吸いました。まだ頭とココロが柔かそーな今、あのざくざくと広がる珊瑚の骨の上を歩き、鮮やかな色彩で生きるものたちを知って貰いたかった。母親がお節介しなくても、あの人はいつかここに着たかもしれない。もっと違う場所で 似たような事を感じてくれたかもしれない…んだけどー…来ないかもしれない。ともあれ私が見せたい。見た姿を 私が見たい。

で、解ってもらえてんのか どうなんだか それはさっぱり解んないんだけど、いきものが健康に どっさり生きて、それぞれが生き続けている姿を眺めましてね、ついでに11月とは思えない陽にじりじりと焼かれながら、道々(つい無意識に)ねばねばと母の鬱陶しい情熱の説明が付録され、子供は汗を拭きつつ そして多分喜びつつも、うざゲぇ〜にしてました。すまんの。

 

 

 

……これってログなのかなぁ@つづく

105の通り