そのホエールウオッチング。遠目でクジラのしっぽチラ見じゃないの?と思いきや、払っても払ってもやって来るベエイの犬カサゴのよーに、船にまとわり付く犬クジラ。ナデナデ出来る近さで、ええ?なんで?な感じ。クジラも人間ウオッチングしたりするそうです。兎に角ホントに見れる?こんなに見れるの?うへへへへ←なビデオでした。
で、あのよくテレビや映画で見られる ばっああぁぁ〜〜〜んっっつ!!水飛沫爆裂のブリーチング(?)とかいうやつ、うわーうわーほんとにほんとにやるんだああ!!な水芸ですごい。(ウオッチング客の歓喜の叫びも大変スゴイ……)。こんなビデオ観せられたら、冬に慶良間に行かねばならんと思います。
どうして慶良間でクジラがお産なのか〜?の質問にもばしばし答えてくれて、気持ち↑↑でした。そんで、やはり山口人として思うに、このお産クジラは北から下り、日本海側経由なら山口の沿岸も通過しただろう。それはかつて捕鯨対照となったものだ。山口長門で捕らわれたなら、クジラのお腹のその胎児は青海島の鯨墓に埋葬されたりしたのだ。鯨一体で七瀬潤うとよばれたものが、どうしてここ座間味では食べられなかったのか?青海島での捕鯨なぞ、大掛かりな捕鯨船じゃなく、古式捕鯨、つまり船を出して寄ってたかって殺したものだ。きっとそれは人間が捕食者である姿だっただろう。沖縄の人はそれをやらなかった?なんで?
……ビデオのクジラは大変素晴しかったけど、そんなことばかり考えてました。食べなかった理由をチラ質問したけど、そこはあまり納得する答えを聞かなかったよーに思います。クジラに感動するビデオを他のお客さんと観ながら、どうして食べなかった?食べなかった?としつこく聞くのも躊躇いましたし。 |