さて755が最後に見た座間味。
滅多行く事もない海は、やっぱり何処を見ても珍しく、ちまちまと眺めたい気持ちは十分ありながら、なんだか全部目に映したい、この中でぼんやりとしているだけで幸せだ の、清く正しいレジャーダイバー化しておりました。南の海からダイビングをスタートさせていたら、私の視線は今と違っていたかも(かもだけど)しれないですね。たくさんのダイバーが南の海を楽しむ気持ちが、地元偏愛者としても、大変素直にわかります。
更にカメラが壊れたので、五本中三本はカメラを構えずに慶良間ブルーに放心してました。
そしてカメラを持たずに潜っていた頃を思い出してました。
あの頃は、ただ潜るだけで胸を打たれ、教えて貰う生物ひとつひとつが出逢うことは出来なかったものだと宝物のよーに思ってましたね。と同時に、恐らくその存在は日常に直接関係ないものだろうに、いた いなかった 見た 見なかった 撮った撮れなかったと興奮し合う不思議な人たち(ダイバー)……実は非常に驚いていたんですよ。 |