2009/01  Diving Log

いろのはなし 3 09/01/31 (土)

初撮影ですから…と言い訳しても、巧く撮れてない写真には やっぱりテンション下がりますねぇ。
私はこの子(
FUJIFILM FINEPIX F100fd)と仲良しになれるんでしょうか。

チャ〜は場所暮らす場所によっても色が違うぞ

さて、チャガラ。
中層にごっちゃり群れているチャガラを眺めつつ、うーん やっぱりベエイに入ればよかったかなぁと思ってみたり。今回潜ったのは比較的エントリーし易い深まてかた側でした。しかし、藻に群れるチャガラより、見ていて面白いのはゴロタに隠れるチャガラのよーに思います。勿論ゴロタの上やその脇の藻に目をやると、ちゃんと中層チャガラも観れますしね。解っていたんですよ。でもベエイを選ばなかったのは、夜勤明けのカラダに10キロレベルのウエイトが重過ぎる!更に、中途半端に大きな岩場をのしのし歩いて波蹴って進み、時々滑って倒れてみたり、起き上がるのも青息吐息の至難の業。

潜れる場所に行き着くほんの数メートルの間、しぬるーーー!と思う。本当に思う。潜って海底に着いて心から安堵する。誠に老体に堪えるのです……。

ベエイがよかったかなぁと思いつつ、茂る藻に群れるチャを見ると、こいつら藻仕様の色にちゃんとなってるんですね。ホント魚の色って解らないですね。どう見ても赤っぽく、岩場住まいのチャ族とは全然違う色。
なんなんですかね。イカにしてもタコにしてもそうだけど、辺りの色と自分の色をどう捉えて同化してるのか私は理解出来ません。いいですか、仕事とおでかけとは場所に合わせてお化粧変えちゃうでしょ。一応例えとして言ってるんだけど、場所に合わせて仕立てを変えるワケよ、オンナも。だけど、自分を鏡とかで確認もしながらやってるワケだし、自分の様子を確かめてる。それが、イカタコ魚の奴らは、辺りと自分をどう把握して、自分ってこの程度でいいかしら?なーんて思うわけ?肌がどう動いて色を整えるわけ?

冬チャがちょっと薄灰色になるって話と又違う話の色ネタだけど、空気読んで自力環境色化するってスゴイ。
あーそうそう、チャガラの婚姻色のことだけど、やっぱりさぁ婚姻色と言える変化って無いんじゃないのかなぁ?他の魚って一目瞭然だけど、チャガラは年間通してチャガラ模様のチャガラ色に思える。若い時代の黄色い帽子が無くなったよーに、そして冬場は薄っすら地模様が浮かんでいることも、これは大人様になったってことと違うんかなぁ。違う?

……つづくかも。

 

いろのはなし 2 09/01/23 (金)

青だよーん

ソラスズメが冬場<みんなで真っ黒>なのかどうか知りません。しかし、目の前にたくさんいる衣替えをしない青いままのソラスズメたちがくるくると色模様を変えるのは私が潜っている海でもよく見掛けます。

ちらちらと群れるソラの中に、みにくいアヒルの子ソラは時々混じってます。そんな子を探すのは結構簡単で、群れをただじーっと見ていればいいですね。なんでかというと、みにくいソラの子が混じっているのじゃなくて、普通のソラがただ色を変える時があるからです。

ソラスズメの一番綺麗な子はどれだ?なんて思って見ていると、明るい青であったり、深い青であったり、そして灰青であったり、結構忙しいやつたちで玉虫みたいです。んで、岩の隙間から出入りしてるソラなんかは、出たばかりの時灰青ことがよくあって、隙間から出て暫くするときちんと青くなっている。恐らくこれは 玉虫みたいに光の反射具合で色の出具合が変わるってんじゃなくて、鳥肌みたいに感情で魚肌が動いて光の反射具合が変わって色が変化して見えている……?

またエエ加減なことをいいやがってと思う人、なんでソラの魚肌が変わってんのか、教えて下さい。目の前にいるソラスズメを見てると色が変わっているもんで、私たちのよーに気持ちによって肌がきゅーっとなったり、緩んでダラー化したり、そんなことが魚肌にもあるんだなぁなんて、私がそう思ってるんで、ホントはどーなのか私の方が知りたいです。冬ソラが<みんなで真っ黒>になってない謎と同じよーに知りたいです。

……つづく〜。

 

いろのはなし 1 09/01/20 (火)

二号機FINEPIXは、何時も以上にすっこーんと青い真冬の海で目を開き、めでたくデビューとなりました。生まれたての赤ん坊みたいに、なんとなーく見えてない風の写真しか撮れてませんが、須佐の産湯終了。ところで、この青い真冬のように きれいなあのソラスズメのこと。潜るようになってから、ずーっと楽しく拝読している某サイトがあるのですが、その中に<寒い冬にはみんなで真っ黒>と写真付きで紹介されてあるものが複数あって、よちよちダイバー時代からの謎でした。

当初 私の潜ってた海は、今の須佐よりちょっとだけ西寄りに位置してます。そこで見られる生物は、今潜っている須佐とほぼ同じ。違うことがあるとすれば、青海島の船越側じゃなく、紫津浦の状態ですかね。
養殖場の横であり砂泥というより更にプチヘドロ。道路の真横でゴミの投棄も多く、綺麗綺麗の癒しレジャー ダイビング〜のスポットにしては、実に現実的なポイント。エントリーする小浜もゴロタなのかゴミ場なのか…。それが却って興味深かったですね。青海島を懐かしく思い出すのは、外海の船越じゃなくて紫津浦なんですよ。駆け下りの岩場はチャガラソーンだしね。あそこは汚れが無くてもっと浅ければ、紫津浦は須佐のベエイに似ているんじゃないかなぁと思ってます。 というのも、一度だけガイドさんに付いて紫津浦の岸の反対側にずっと行ったことがあって、それは深いベエイのような そんな景色だったですからね。

……いやそういう話じゃない。

深まてかた あおいの〜

お前も あおいの〜

えっと、その青海島でも須佐でも そのソラスズメが越冬するようになったと言われ始めた頃(多分)、私はダイビングを始めています。越冬されるようになったってことは、それ以前は冬場いなかった、いても少なかったってことでもあり、どの道ソラスズメにとって、ここは寒い海って事だと思うのです。その越冬ソラスズメは私の記憶では冬場もずっと綺麗な青で、この度も、やはり群れソラスズメはきちんと綺麗な青なのです。

冬になるとみんなで真っ黒?(-”-?
みんなでまっくろ?ってなんで?真っ青やんかと思うのですが、温暖化で越冬できるようになった凍てつく海域では黒くならんのですかね?わからんなぁ 青いよ?

……つづく。

 

これが これからお前の入る海だよ 09/01/19 (月)

冬のソラスズメも ずっとソラスズメ色だよ

初もぐりは8日だったので、今年に入って二度目の潜水になります。
で、この日カメラ二号機となるFUJIFILM FINEPIX F100fdと一緒でした。付き合い浅い新しい子とは、まだまだ遠慮があるというか 扱いがわからないというか どうお話ししていいかわかりません。機嫌を伺うよーなキモチで持て余します。勝手なもんで、なんだか自分に馴染んでいた故C-755が懐かしく思えてしまいます。未練ですかね。お前なんか どーせ液晶小さいし、ちょっと寒かったら気絶してるし、ぶっさいくだし、けっ!←なんて粗末にしてたなぁ、もっと可愛がればよかったかなぁってね。

ちょっと準備が悪かったというか、扱いを覚えることもない上、充電不十分のままで潜り、程なく電池が切れました。でも、初めてのデートは短時間でいいです。そんな気がします。

……つづく。