潜れる場所に行き着くほんの数メートルの間、しぬるーーー!と思う。本当に思う。潜って海底に着いて心から安堵する。誠に老体に堪えるのです……。
ベエイがよかったかなぁと思いつつ、茂る藻に群れるチャを見ると、こいつら藻仕様の色にちゃんとなってるんですね。ホント魚の色って解らないですね。どう見ても赤っぽく、岩場住まいのチャ族とは全然違う色。
なんなんですかね。イカにしてもタコにしてもそうだけど、辺りの色と自分の色をどう捉えて同化してるのか私は理解出来ません。いいですか、仕事とおでかけとは場所に合わせてお化粧変えちゃうでしょ。一応例えとして言ってるんだけど、場所に合わせて仕立てを変えるワケよ、オンナも。だけど、自分を鏡とかで確認もしながらやってるワケだし、自分の様子を確かめてる。それが、イカタコ魚の奴らは、辺りと自分をどう把握して、自分ってこの程度でいいかしら?なーんて思うわけ?肌がどう動いて色を整えるわけ?
冬チャがちょっと薄灰色になるって話と又違う話の色ネタだけど、空気読んで自力環境色化するってスゴイ。
あーそうそう、チャガラの婚姻色のことだけど、やっぱりさぁ婚姻色と言える変化って無いんじゃないのかなぁ?他の魚って一目瞭然だけど、チャガラは年間通してチャガラ模様のチャガラ色に思える。若い時代の黄色い帽子が無くなったよーに、そして冬場は薄っすら地模様が浮かんでいることも、これは大人様になったってことと違うんかなぁ。違う?
……つづくかも。 |