大した話も出来ませんが、山間部にゆくとしみじみとその景色に見惚れてしまうんです。山口に限ったものではないでしょうが、あの田圃 そして畑の整備された姿はつくづく凄いものです。これは生物としての人間が生態の維持の為に環境を創り上げたもんです。山も杉花粉の悪評高い山林ですが、植林をすることで自分に続く世代が困らず食べてゆけるようにと、開墾し植えに植え、植え植え植え 植えまくり、山や谷をすっかり覆い尽くしたもので、更にそれに手入れという管理が加わっている。
私はね、田舎出身の人間じゃあないんですが、どう見ても素晴しい景色に共存の意味をみる気がするんですね。他所者に閉鎖的で慣わしが変わることを極端に嫌う地域は、変わることで返ってくる環境変化の困難さを慣習の中で知っているんだろうと思います。
勿論これらは人の自然経由での利益追求にあり、求めるものがこの山間部のような環境保持原則じゃない場合が環境問題云々なんでしょうが、環境が変わる事で繰り返せなくなる自然は、そのまま生活に直結していること。これがありとあらゆる生物たちの生活や生命維持変化と同じなんですね。
何をいわんやの雑文ですが、これからの季節 農村部は農作業と湧き上がる雑草の生長、そして害獣と呼ばれる小動物との戦い。よくぞここまで共存と環境整備を繰り返して生活しているものだと怠惰なわたくしは尊敬の念やみません。そして思わずベエイの共生エビを思い出したりもする…。
余談ですが、山間部の方々って肥満してないですね。本来の姿はどうあるものか考えさせられます はい。 |