さて、親チャガラが産卵して姿を消し、幼魚となって振り出しに戻ったよーな藻場です。
ここで随分前に富戸の波さんから教えて頂いた情報から検索し見つけたものなのですが、チャガラ&キヌバリについて昨年末発表された宮内庁の記事です。
陸地で暮らしていても、当然海洋生物は環境を共有しているものだと思っています。私達は身近な生物を摂取し生命を維持しています。そして周りの生物にも自分たち生活行動から強い影響を与え続けて暮らしているものです。人間社会のみしか実感できないのも、ある意味大変普通っちゃ〜普通…で、わたくしも日常身近な方々にチャガラがねぇ…なんて話すことはまずありません。しかし、身近な環境ほど素晴しいものはないと強くおもうております。
話がずんずん外れるようですが、わたくし 砂、そして石ってもんが結構好きなんですよね。全く詳しく無く、これまた趣味の範疇なんですが、環境の生い立ちを感じると同時に、その環境で生きてきた過去の生物を知ることができます。これはどこでも必ずこの生い立ちがあるもので、私の暮らす山口も相当興味深い地質です。これは深いネタなんで、元々詳しいワケでも無い私は話しに行き詰ることミエミエですが、この記事からも、チャガラ以前に山口の立ち位置から考え、山口の生い立ち 山口から見た日本海の生い立ちに繋がります(主婦は世間が狭いものです)。そして山口に諸所見られる既に活動していない火山群や、西長門〜北長門がかつて中国大陸の一部であり火山群であったと教えられたことを思い出し、地球が元気だった頃を思い浮かべます。それは当然私の知りえない時代なのですが、海でふと藻場を振り返り、極普通に繁殖を繰り返しているチャガラを眺めると、なんとも言えない気持ちになるのです。 |