2009/08 Diving log 3

ハナのあゆみ 09/08/29 (土)

 以前より気に掛かっていた動画の管理、ようよう重たい腰を上げ 折角撮影した五年間のデーターをYuoTubeに保管することにしました。私のPCの腹の中で埋もれてしまわないよーにちまちまと作業してます。カメラを持って5年、たった5年なんですねえ。以前の写真を広げてみると、どれも強い思い出があります。
 私はあと何年、こうしてダイビングってもんをやれるでしょうね。

 私の動画を納めているチャンネルはここです。YouTubeに動画を出している方、また利用している方は解るでしょうが、画面向かって右上に検索窓があります。そこにキーワードを入れると、関連動画がみつかります。右の下には”すべて見る”ばあり、クリックすると数ページ開くようになります。古い動画を掘り起こしてUPしててるので、日付がばらばらで見苦しいですが、整理してHPに動画目次ページを…作れたらいいなあ(^^;

撮影に向ったら 既に空き家となってたのです

 さて、ハナイカが7〜8年前には繁殖していたと書いたので、ちょっと自分でも気になって調べてみました。で、間違いではないゲな記事を見つけて安堵しとります。でも違うよと思う方はご連絡下さいな。自分の目で確認しているワケではないので弱腰です。聞いた話しを思い出し、そうだろうと言ってるのです。

 カメラっちゅモンを手にしたのは約5年前。翌年の2004年、ハッチアウトしちゃったハナイカの卵の空き殻を撮影しており、確実にハナイカが青海島で繁殖してる証拠として、私が持っている最初のものはこれです。

 この年はハナイカが歩行する姿も動画撮影しました。ようよう購入したカメラに動画撮影機能があると知り、もっのすごく嬉しかったのを覚えてます。

 05/08/04 青海島 ハナイカの卵の空き殻 

 歩行状態が結構撮れていると思うものなんで、4年も前のものですが紹介させて頂きますね。
 なつかしいな。あー 動画っていいわあ。

 

ハナ胎児の経過 09/08/28 (金)

 ソラスズメ体色変化の続きの前に、ハナイカの卵の成長を。

 正直に申しますと、ハナイカがどれだけ珍しいものなのか話を聞き、へぇそうかと思いながらレベルが解らないまま今に至ります。海に潜るようになって一年中潜ってますと言っても、た〜った250本を越えた程度、生物に詳しくともなんともありません。

 その私が見て思ったまま申しますと、ハナイカは山口県日本海側でそれなりに毎年登場してくれます。発見した頃は、ハナイカがいるとびっくりしたそうですが、私が潜る様になった頃には、既にハナイカはブンブクの空き殻に産卵してるぞという話が出ていたので、7〜8年前にはこの海でハナイカが繁殖していたことになります。ホントです。私は大概忘れっぽい人間ですが、こんなことは執拗に覚えてます。

 そして、なんとなく気重い足を動かして久しぶりに潜ったこの夏の青海島。ハナイカはブンブクの殻なんて狭い所じゃなく、岩棚の下にずらずらと お子さんを産み付けておいででした。
こんな場所に産んであると、なんだかとってもイカの卵らしい気がします。ハナイカは生物としてはダイバー的価値が高い(らしい)ので、ここんとこコンデジに見切りをつけ、王者一眼を手にしたダイバー、或いはコンデジでもきちんとマクロレンズ〜を装着した方々が来る日も来る日もこの卵たちを撮影していると思います。だからもっと鮮明な画像が見たい方は、探せばWebの国にたくさんあると思うんで探してくださいね。で、ヨドミ目で私も撮影してきました。いちおう自分の記録です。UPするんで興味ある方はご覧ください。

イカ雪洞ーーーー

 ▲ 09/08/07 山口県長門市青海島 船越(場所/水路〜トンネルの間) まだイカとは言いがたい 

賢そうな頭と つぶらな瞳

   ▲ 09/08/19 山口県長門市青海島 船越(場所/同じ) イカの姿になり目も出来ている 

あの歩行する足ができてるぅぅぅぅ

  ▲ 09/08/28 山口県長門市青海島 船越(場所/同じ) 歩行する足がしっかり出来ている 

 かつて潜っていた頃も通年そうでしたが、観光地青海島にやって来た中高年軍団が、黒々とした狭い湾に潜るダイバーに声を掛け掛け、もっとええとこがあるぞ、こんな海に熱帯魚がおるのか 云々…。話してもどうにもならん、溝を掘るだけと思うので聞こえないふ〜りしてますが、ダイビングは南の海だけじゃありません。自分の血肉となった海をどうしてええものと思えないのか、そして知らないか歯軋りしきりです。

 同じ環境を伴にする生物たちは、生活も生命も伴にしているもの。そこに生きているものには、意外な生物もたくさんいる。生き様に驚くこともある。なんて凄いんだ、素晴しいではないか。長門の海から得たものと文化、須佐の豊穣さ、そして青。知らないだろう あの美しさ、あの群れ、あの岩場、そして砂地。地元の海を侮るなよとココロは叫びつつ しかし ああ しかし、、、こんなWebの隅で吼えるわたくし いとなかし。

 あ、ネタはハナイカです。ご覧ください。いちお。