チャガラを堪能出来ないまま、春を迎えてしまいます。しかし、また潜れば普通種であるチャガラはきっと変わらずいてくれる筈。チャガラもですけど、確認したいものがまだまだ海にいるんですよ。
今回は、これからも潜れますようにと、ただ美しい海中景観を堪能する潜り方をして来ましたので、何かに固執するよーなオハナシはありません。あるとすればダイバーですかね。ダイバーは何を求めて潜水をしているのでしょうね。仕事でもないのに相当な体力をつかいながら海へと入る。不思議ですよね。
出版されている海中写真集は、どれも現実のものとは思えない美しさで溢れています。そして海中には、確かに美しい景色と生物が満開の花のように広がっています。しかし、時にダイバーは高額なカメラを握り締め 一般的には決して美しいとはいえないものもレンズに収める(自分のことです)。また 果てなく広がる海の中で一生のうち一度も見ず、そして知らなくても構わない魚や爪の先ほどの小さな生物に夢中になる。 |