2011年2月 diving log

ヒラムシと サナダムシ 11/04/30 (土)

 長い事更新してなかったら、自分が一体何を書こうとしてたのかも解らなくなってしまいました。が……多分、エスカをこんなにブンブンはっきりと、振りたくて振ってますな姿を見たことは無かったので、「ぬわー!まことじゃー!」と思ったのと、個人的な思い出があるヒラムシと、ロギングで呑んだ八重泉、一緒にゲストとして潜った美人ガイドさんの居住地が西表、まあ 西表ってのは今まで自分の意識に全く無かった所なんで、そんなところに自分も行くことが出来る(そりゃそうだが)のだと思ったことと、ロギングをした部屋の裏の人生初のトイレのことを書こうとしたのだ、、、と思います〜。

 気が付けばもう、あれから3ヶ月近く経つのですね。座間味以来ダイビングをしていないのですが、今の忙しい時期が終わったら、行きたいと思うところが一つ増えました。地元の生物が変わらず暮らす姿を時間をかけて眺めていたい気持ちもあるので、どんだけ潜ったら気が済むのか解りませんが、いつもとは違う地域で体験することも新しい扉が開くようなと思いました。

 座間味でお世話になる小野にぃにぃさんの所で、他のゲストの方と一緒だったのは初めてで、初八重泉、初裏トイレ、ガイドさんに熱弁している小野さんを見るのもお初。まあ わたくしは通りすがりのいち素人客なんで、「へー」と思いつつボヤーっと聞いてましたが面白かったです。

 ウミウシのみならず、なんだかヒラムシも収集してて、集めてる写真やらの束を見せてもらいました。素人には「へー」しか言葉はないんですが、私が潜り始めた頃、丁度青海島もウミウシネタで盛り上がっていて、ウミウシとは違う(素人でも見た目であの違いはある程度解る)ヒラムシを海底で眺めていたら、「これはウミウシじゃない!」と促されたのを思い出します。岩の裏に逃げるブルーのヒラムシは意外と足が速く、巧い事進んで綺麗だなあと思ったのですが、この頃、ダイバーの扱いとしてはウミウシは綺麗で<とにかく かっっっわぃくて 綺麗で 価値ある被写体>で、ヒラムシは<気持ち悪いもの>と捉えられていたと記憶してます。またある時、別の場所で白いヒラムシがリボンのように遊泳するのを「おおおー!」と思って眺めたのを覚えています。あの美しい泳ぎっぷりはウミウシにはありません。ともあれヒラムシはウミウシブームの裏に隠れた存在であったように感じていたのですが、それがこうして立派に収集去れているのは妙な気持ちでした。

 かつてヒラムシはサナダムシの類のよーなもんだとWebで読んだのを覚えていたもんで、「ヒラムシって サナダムシでっすよねー」とかなんとか喋ったんですが、小野さんからは「そんなことを考えているひとがいるのかー!」と一蹴り。「ヒラムシのおかあさんのおかあさんの…(略)…おかあさんはサナダムシ」と完璧素人表現で言ったのですが、ま いいんです。素人の頭ってこんなですのよ、ほっほ。かしこいひとにかしこいフリしても仕方が無いし。

 結局、サナダムシを辿れ辿れば 相当離れたステージでサナダムシに繋がるようですが、私の理解もこうして、当たらずも遠からず?しかし正解とはやはり遠く半分自己イメージの世界である……ということも立派に確認できたのでありました。

 

エスカと ヒラムシ 11/03/06 (日)

 座間味でお世話になっている某サービスでは初めて他のゲストの方とダイブ。といってもゲストさんはインストラクターだったので、私としてはインストラクター二名とのダイブした?になるのだろうか?ウミウシの勉強に来たといいつつ、ガイドが山ほどウミウシを探し出す端から撮影まくってるインストラクター。その横で特別な目的も持たず、ぼさーっと慶良間の海を楽しむわたくし。帰り際に名刺を頂きましたが、いやー西表ってホントに行ってみたい。今は忙しくてとても時間がつくれませんけどさ、1〜2年後西表に尋ねていったら私のこと覚えててくれてますかね(笑)

 ダイブ前に鯨を堪能し、カメラを電池を散々使い果たしたままマッハで着替えて潜り、全体的に慌て調子でウエイトを間違えてると知らずに潜行……浅場で浮く浮く(笑)浮く理由が解らず喘いでいたら、目の前に黒い物体。「ん?」なんかヘンだなと思たブツはカエルアンコウでした。カエルアンコウがエスカを振っている姿にかぶりつきってのは初めてで、「うわー振ってる振ってる ぶんぶんぶん振ってるー 動画撮りたーい!……けど電池がなーい!し…浮くしーー!今 私 世界で一番欲しいものはウエイトぉーー!」と脳内で叫びつつ残り少ない電池で数枚静止画撮影。

 デカい真っ黒カエルアンコウは身体にヒラムシのワンポイントつき。夜のロギングで八重泉を呑みつつ「ヒラムシってサナダムシですよねっ?」と質問したわたくしに、ヒラムシ、プラナリア、サナダムシの説明をして下さったガイドさん、そんなネタをちゃんと説明して貰えるってことそのものを大変有難いと思ってますー。ヒラムシの整理された写真集を拝見できたことも良かった。欲を言えば……テーブルの端にあったモンツキカエルウオのフィィギア、あれ可愛いですねえぇ……以下省略(笑)……つづく。