ま、こうして潜れるようになりまして、精神的も本当に春がきました。沖縄へはホントはサンゴの産卵時期に行けたらいいなとか思っていたんですよ。少し早い海の中でソフトコーラルを眺めながら、「さんごのさんらん」っちゅーやつを、いつの日かこの目で見れたらいいななんておもいました。思いながら、いやいや 今でもこうして「おきなわのうみ」ってものにこうして何度と訪れることができている幸せを噛みしめてもみる。
好きなことや やりたいと思ったことをやれる嬉しさ。たまらんね でへへ。
機内ではオールナイトニッポンなんぞをイヤホンで聞いているんですけど、春をネタにしたトークで俳句の季語に「山笑ふ」って話しがながれましてね。山笑ふって言葉は何気に見たことがあるんですが、それが何を意味するかを知らないでおりました。ラジオ曰く、これは俳句の季語で「長い冬を終え、山が笑いだすほどの春の嬉しさ」を表現するものらしい。おおお なんかわからんが春をむかえ、山が笑いだす。ニュアンスはわかるぞ全くそうだと思いましたね。凍てつく冬を乗り越えて迎える春の嬉しさ、輝かしさ、萌える木々の芽や花の喜び。山笑ふとは正にその通り。冬を越えた生命が身体中でよろこんでいる。
春を迎えることのできた喜びを、山が笑いだすようにわたくしも笑おうとおもいますよ、海の中でね。 |